2020年12月11日
STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #85 ゲスト:一路真輝さん!!
先週に引き続き、女優の一路真輝さんがゲストです。
13歳で初めて観た宝塚に魅了されて、
「私は、この世界に行く」と決めて、
宝塚音楽学校に入学された一路さん。
退団されるまでの約14年間、
男役スターとして活躍されるなか、
さよなら公演になったのが『エリザベート』。
今でも高い人気を誇るこの作品の日本初演で、
一路さんは、トート閣下を演じられました。
当時の宝塚で、歌だけの作品は初めて、
トップスターが“死の帝王”を演じるのも初めて。
しかも宝塚では男役が主役という決まりのなか、
演出家の小池修一郎さんがウィーンの制作陣と交渉し、
男役のトートを主役に据えられたことで、
『エリザベート』の上演が可能になったと言います。
そして、退団後に東宝版『エリザベート』に出演された際は、
エリザベートを演じられたことで、
さらにトートの気持ち、死の気持ちがわかったとか。
「役作りをするには両方をやるのがおもしろい」と言います。
2010年以降は、韓国ミュージカルに出演する機会が増えるなか、
一路さんが感じるのは、若い制作陣の勢い。
出演された『ブラックメリー・ポピンズ』も
作詞、作曲、脚本、演出をひとりの女性、
ソ・ユンミさんが手懸けているそうです。
一路さんが出演されている
『Op.110 ベートーヴェン 不滅の恋人への手紙』
12月26日までよみうり大手町ホールで上演される予定です。
URL : https://op110.jp/
本日OAした楽曲
M:『私が踊る時』
/ミュージカル『エリザベート』 ハイライトライヴ録音盤より
M:『ソー・イン・ラヴ』
/ ミュージカル『キス・ミー・ケイト』より