2020年10月30日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #79 ゲスト:石川禅さん!!

今週は、俳優の石川禅さんがゲスト!!

石川さんと言えば、昨年ドラマ『ノーサイド・ゲーム』に
主人公の上司・脇坂役で出演されて話題になりました。
ご本人によれば、出演は「晴天の霹靂」、
原作の出版前に出演が決まり、発売日に購入した本を
読み進むにつれて、「どうしたらいいんだろう」と
手が震えてきたそうです。

石川さんと中井智彦が初めて共演したのは
2007年のミュージカル『レ・ミゼラブル』。
石川さんご自身は、1994年からこの作品に出演されていて、
長期間関わるなかで感じる魅力のひとつが、
「メロディーでしゃべる」という要素が
一番わかりやすく表現されている作品でもあると言います。

ストレートプレイ、
ミュージカルと幅広く活躍されている石川さん、
よく観客から曲によって、役によって、声が変わりますね、
と言われるそうですが、ご本人にその意識はないそうです。
ただ、その役に自分を近づけていこうとすると、
自然と自分の中に流れてくるものがあると……。

そんな石川さんが演じる上で大切にしているのは、
かつて青年座に所属していた時に、
西田敏行さんに言われた言葉。
「役作り? 役作りという言葉、オレ嫌いなんだよね。
役というのは、自分の中から引き出すのが一番いい」。
これが石川さんの礎になっているそうです。

1030_WLM_1_b.JPG

本日OAした楽曲
M : 私だけに (リプライズ)〜私だけに三重唱
/ ミュージカル「エリザベート」より
M : WHY GOD WHY? / 「ミス・サイゴン」より  

staff| 23:00 | カテゴリー:

2020年10月23日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #78 ゲスト:城田優さん!!

先週に引き続き、城田優さんがゲスト!!
11月12日から上演されるミュージカル『NiNE』。
城田さんが演じられるのは、主人公のグイドです。
他の主な出演者は、全員女性という作品で、
グイドは、いわゆる女性に節操のない「カサノバ」。

城田さんが解釈するグイトとは、
「きっと正直な人間で、
妻がいながら、不倫をするなど、
女性と関係を持つこともあるので、
素直という言葉だけで許されないこともあるけれど、
わかっていても魅了されてしまうセンス、才能、
人間性を持った男性」ということ。

音楽は、モーリー・イェストンが担当。
『ファントム』とも異なる音楽の難しさに、
悲鳴に近い思いを抱いたそうで、歌稽古も大変だったとか。
しかも日本語以外に、英語でも歌うそうです。
さらにセリフではイタリア語、
フランス語、ドイツ語が出てくるとかで、
全体に多言語の作品になっていると言います。

演出家の藤田俊太郎さんは、グイドのモデルである、
映画界の巨匠フェリーニ監督の大ファンだとかで、
衣装や演出などいろいろなところに、
彼の世界観が踏襲されているそうです。

そして、映画用に作られた楽曲『シネマ・イタリアーノ』が、
今回初めて舞台で歌われるのも見どころのひとつだと言います。

1016_1023_WLM_1_1c.jpg

本日OAした楽曲
M : グイドズ・ソング
M : アモーレ
M : シネマ・イタリアーノ

『NiNE』
11月12日開幕 @赤坂ACTシアター
URL : https://www.umegei.com/nine2020/3

staff| 23:00 | カテゴリー:

2020年10月16日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #77 ゲスト:城田優さん!!

今週は、俳優の城田優さんがゲスト!!

城田さんが初めてミュージカルの舞台に立ったのは、
2002年の『美少女戦士 セーラームーン』。
13歳からさまざまなオーディションを受け続け、
100回は、落ちていたと言いますが、
初めて合格した舞台で、自分の居場所を見つけたそうです。

そして、2007年の『スウィーニー・トッド』で、
初めてブロードウェイ作品に出演。
さらに2014年の『ファントム』のエリック役を経て、
2019年の同作品で主演しながら、演出も手掛けられました。

中井智彦は、その舞台を見て、感動と共に、
一度話をしてみたい、という気持ちが強くなったと言います。
演出家には作品全体を俯瞰する能力が必要、
それを主演しながら、どう両立させていくのか。

『ファントム』の時は、演出の仕事を優先させて、
Wキャストの加藤和樹さんに演じてもらいながら、
作品全体を作り上げていったそうです。

また、照明とか、舞台セットなどは
ご自身のアイディアだったので、
それがカタチとなって、出来上がった時の興奮は、
最高の気分だったようです。
演出しながら、ずっとワクワクしていたと言います。

さらに劇場全体も作り上げたい、
会場をオペラ座にしたいとの思いから、
劇場のスタッフが着る制服も『ファントム』用に作ったとか。
そこまでこだわった作品、もちろん大好評を得ています。

1016_1023_WLM_1_1c.jpg

本日OAした楽曲
M : アイ・フィール・ユー・ジョアンナ
/『ウィーニー・トッド』より
M : 母は僕を産んだ / 城田優

staff| 23:00 | カテゴリー:

2020年10月09日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #76 ゲスト:ソニンさん!!

先週に引き続き、歌手で、女優のソニンさんがゲスト!!

今週は、これから来年にかけて、再演が予定されている2作品、
『ビューティフル』と『マリー・アントワネット』について
いろいろうかがっていきます。

まずは、11月に再演される予定の『ビューティフル』。
ソニンさんが演じるのは、シンシア・ワイル。
キャロル・キングの友人だった作詞家の役です。
キャロル・キングの半生を映画いた作品のなかで、
両者がそれぞれ夫と書いたヒット曲がたくさん登場しますが、
それを主に歌うのは歌手役の人達。
キャロル役の平原綾香さんと共に、ソニンさんは、
新曲をプロデューサーにプレゼンするシーンで歌うとか。

『ビューティフル』
11月5日開予定 @帝国劇場
URL: https://www.tohostage.com/beautiful/


もうひとつは、
来年1月再演される予定の『マリー・アントワネット』。
遠藤周作の小説『王妃マリー・アントワネット』を原作にした、
日本で企画された作品になります。
そのなかでソニンさんが
演じられるのは、架空の人物マルグリット。
孤児として育った貧しい女性です。
中井智彦が2018年に観劇した際に感じたのは、
「ソニンさんにピッタリな
強い女性の役」という印象だったとか。
そして、王宮側の視点で描かれている作品なので、
フランス革命で蜂起した民衆の力が
恐怖として伝わってくるそうです。

『マリー・アントワネット』
2021年1月28日開幕予定 @東急シアターオーブ
URL : https://www.tohostage.com/ma/

そして、ソニンさんのデビュー20周年記念ライヴ『Cheers.』が
10月18日に開催されます。
SONIM's 20th ANNIVERSARY LIVE 『Cheers.』
配信も決定しています。
URL: https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=545330

1002_1009_WLM_1.jpg


本日OAした楽曲
M : He’s Sure The Boy I Love /『ビューティフル』より
M : 世界を我が手に / ソニン
『1789バスティーユの恋人たち』より

staff| 23:00 | カテゴリー:

2020年10月02日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #75 ゲスト:ソニンさん!!

今週は、歌手で、女優のソニンさんがゲスト!!

初めてミュージカルに出演されたのが
2007年の『スウィーニー・トッド』。
それまでミュージカルを観たことがなく、
主演の大竹しのぶさんと舞台で共演したい、
との思いからオーディションを受けられたとか。

『スウィーニー・トッド』は、サイコパスの要素もあり、
ミュージカルのなかでは異色の作品ですが、
ソニンさんは、初出演のなかで、
「やっぱり舞台ってすごい!!」と刺激されたそうです。

そして、翌年に『ミス・サイゴン』でキム役を演じたことで、
もっと本格的にミュージカルに取り組みたいと思われたとか。
その背景には1年前から始めるヴォーカルトレーニング、
東京と地方でのロングラン公演のスケジュール、
何よりも過酷なキムの人生を生ききるタフさ。
それらがソニンさんを本気にさせたようです。

約4年後にはニューヨーク留学。
多くの期待を胸に渡米したニューヨークでしたが、
目に見える結果を出すのは難しく、何事においても
壁にぶつかることばかりだったと言います。
そして、ニューヨークに住んでいながら、
ブロードウェイがとても遠く感じていたそうです。

そんなソニンさんの
デビュー20周年記念ライヴ『Cheers.』があります。
10月18日 日本橋三井ホールで開催。
URL:http://urx3.nu/3Whh

1002_1009_WLM_1.jpg

本日OAした楽曲
M : Green Finch And Linnet Bird
/ ミュージカル『スウィーニー・ドット』より
M : ずっとそばにいてね。/ ソニン

staff| 23:00 | カテゴリー:

2021年 6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

バックナンバー

カテゴリー