2021年04月23日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #104 ゲスト:ウエンツ瑛士さん

今週のゲストは、俳優でタレントのウエンツ瑛士さん!!

ウエンツさんと中井智彦は、
5月17日から上演予定のミュージカル
『メリリー・ウィー・ロール・アロング』で
初めて共演することになっています。

今週は、作品のお話の前に、
ウエンツさんの留学のお話などをうかがっていきます。
まずイギリスでは舞台が人々にとって身近な存在。
それは観客としてだけではなく、自分も演じる側になることが
クリスマスのイベントなどでよくあることだそうです。

だからか、演劇学校の存在も身近で、
役者を目指す人だけでなく、人生を学び、
人生を豊かにしたい人が通うところでもあり、
シェフとか、会社員で演劇学校卒業した人がいて、
技術だけを学ぶところではないとか。

そして、演劇学校では「君がどんな人生を歩んできたのか」
それを表現して欲しいと言われたところから、
自分のオリジナルはどこにあるのか見つける。
ウエンツさんは、そこから多くのことを学んだそうです。

また、オーディションを受けることもあり、
あまりに日本とは違うことに驚いたそうです。
まずは会場全体がリラックスしたムードに満ちていること。
主催者側にオーディションを受けに来た人が
全力を出せるような工夫をするのは、
我々の使命という考えがあるそうです。

さらに基本の考え方は“タイプ・キャスティング”、
実力だけではなく、その役に合っているかどうか、
それをオーディションでは重視しているそうです。

受ける側もオーディションを受けること自体が幸せ。
こんな素晴らしい審査員に自分の演技を見てもらえるなんで、
とてもいい機会という考えがあるそうです。

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『メリリー・ウィー・ロール・アロング』
5月17日開幕予定 @新国立劇場・中劇場
公式HP:https://horipro-stage.jp/stage/merrily2021/

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2021年04月23日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #105 ゲスト:ウエンツ瑛士さん

先週に引き続き、俳優で、
タレントのウエンツ瑛士さんがゲスト。
今週は、ウエンツさんと中井智彦が初めて共演する、
ミュージカル『メリリー・ウィー・ロール・アロング』のお話を。

アメリカで1981年に初演されたこの作品は、
演出家のハロルド・プリンスと作曲家のソンドハイム
ヒットメーカーがタグを組んだ新作として、
ある意味鳴り物入りで上演されました。

ウエンツさんが演じるのは成功した脚本家のチャーリー。
チャーリーは、人格者ではないはずだけれど、セリフに
嫌な面を見せる言葉がないので、共演者からの評判も
「チャーリーはいい人だよね」となるそうです。

物語の主軸となるフランクとメアリーを加えた3人の親友。
それぞれに闇を抱えているからこそ、
親友としての三角関係が成り立っている。
何をもっての成功か、人生の分岐点とは……、
それを問うところもあるそうです。

『メリリー・ウィー・ロール・アロング』は、
大人になった40歳から過去に時間を遡る展開が大きな特徴、
そのなかでウエンツさんは、20代、30代をこう過ごしたから、
いまの40歳がこうあるというプランニングで、
人生を遡るような演技を考えていると言います。

演出家マリア・フリードマンの方針で、稽古もあえて、
40代の成長したところから時間を巻き戻すカタチでやる、
そのこだわりをウエンツさんの話を聞きながら、
中井は、すごく納得できたと話します。

音楽を担当したソンドハイムは難解で有名。
歌詞は明るくても、不協和音が鳴っていることで、
何かが始まることを示唆している。
そのミスマッチングが今回難しい理由だと言います。
ウエンツさんからのメッセージ
「やっていて非常に難解なので、
観終わった時に何が観客の手元に残るか、
自分達でもわからないけれど、
反対にそれを楽しみにしていただける、
そんな作品だと思います」

『メリリー・ウィー・ロール・アロング』
5月17日から開幕予定。
会場:新国立劇場・中劇場
HP : https://horipro-stage.jp/stage/merrily2021/

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本日OAした楽曲
M : フランクリン・シェパード・インク 
M : グッド・シング・ゴーイング
2012年ニューヨーク・キャスト盤より

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2021年04月16日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #103 ゲスト:平間壮一さん

先週に引き続き、俳優の平間壮一さんがゲスト!!
1990年北海道生まれの平間さん、
今週は、プロフィールを紐解きながら、
魅力に迫っていきます。

ダンサーとしての実力も高く評価されていますが、
そもそもダンスに目覚めたのは、お姉さんの部屋で見つめた、
ダンス番組を録画したビデオテープがきっかけ。
これがやりたいとお母さんにお願いしたのが始まりだったとか。
もちろん始めたのはストリート系ダンス。
スクールに通いながらも、
ひたすらひとりで練習する日々を送った後、
上京することになります。

その頃憧れていたのはLA出身のショーン・エバリスト。
ジャンルにしばられることなく、自由に表現するスタイル。
おしゃべりするのも苦手だった当時の平間さんは、
ダンスしている時だけ、気持ちが解放されていたとか。
だから、ミュージカルのオーディションを勧められても、
演技するのが恥ずかしいという気持ちが勝っていたと言います。

でも、ダンスだけだったら、もうやめていたかもしれない
ミュージカルや芝居に取り組むことで、
ダンスも変わってきたと言います。

そんな平間さんに芝居を勧めてくれたのが岸谷五朗さん。
「歌もダンスも芝居も表現という枠でつながっているから、
ダンスだけをやっていても、限界がある。
だから、まずは表現を勉強した方がいい」と言われたとか。
彼の「ただ踊っているだけじゃダサイぞ」という言葉に
最初こそ反発を覚えたそうですが、
そこから研究が始まったと言います。
そして、地球ゴージャズの作品に出演したことが
大きな転機になったそうです。

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本日OAした楽曲
M: 『クラッシュ』 / ユナ・フィーチャリング・アッシャー
M: 『LOVE GAME』 / 3LDK

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2021年04月09日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #102 ゲスト:平間壮一さん

今週は、俳優の平間壮一さんがゲスト!!
中井智彦とはミュージカル
『バイオハザード〜ヴォイス・オブ・ガイア〜』で
共演したことがあり、それ以来の再会となります。

平間さんは、3月27日の鎌倉芸術館での
プレビューから始まり、
大阪、名古屋公演を経て、
4月17日から東京公演がスタートする
ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』に出演中です。

作品の舞台は、1990年代後半のNYワシントンハイツ。
中南米からの移民が暮らす地域の日常を描いた物語、
平間さんは、貧しさもあり、全てがうまくいかない環境に
作品のリアルさがあると言います。

演じるのは主人公のウスナビ。
ドミニカ共和国からの移民2世で、街の雑貨店を経営。
平間さんの解釈では両親の記憶はなく、
血のつながらないおばあさんに育てられた境遇だとか。

音楽は、ミュージカル界のキーパーソン
リン=マニュエル・ミランダが作曲。
ラテン音楽とヒップホップを中心とした構成で、
歌もあるけれど、ラップで多く、
特に平間さんの場合は、ラップ中心。
その難しさを肌で感じていると言います。

『イン・ザ・ハイツ』
4月17日〜28日 @赤坂ACTシアター
公式サイト:https://intheheights.jp/

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本日OAした楽曲
M : ブリーズ /『イン・ザ・ハイツ』より
M : イット・ウォント・ビー・ロング・ナウ
/『イン・ザ・ハイツ』より

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2021年04月02日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #101 ゲスト:シム・ウンギョンさん

今週のゲストは、女優のシム・ウンギョンさん!!

昨年日本アカデミー賞で
最優秀主演女優賞を受賞されたシムさん、
主演した映画『新聞記者』を観た中井智彦は、
シムさんの表情や息遣いにどんどん心拍数があがっていく、
そんな感覚を憶えたと言います。

本国では9歳から女優としての活動を始めて、
日本では2017年から映画や
ドラマに出演されるようになりましたが、
日本に興味を持つきっかけになったひとつがJ-POP。
日本に行ったら、ヴィジュアル系バンドとして
活動できるかも……。そんな思いで来日されたそうです。

演技派女優さんの意外な一面ですが、
実は、子供の頃から声楽のレッスンを受けていて、
韓国の映画『怪しい彼女』では
劇中歌を歌ったりもされています。

そんなシムさんが出演される
ミュージカル『消えちゃう病とタイムバンカー』、
ミュージカルに初挑戦するという思いより、
演出家の長久允さんと台本にとても心惹かれて、
出演を決めたと言います。

演じるMという女性も
これまで演じたことのないキャラクター、
台本を初めて読んだ時も
「何、これ〜!!」という驚きの連続だったとか、
だから、最初はなぜ演出家が自分をこの役に指名したのか、
その理由を知りたいと思ったそうです。

そして、稽古を重ねるなかで、
Mは、単に感情の激しい女性ではなく、
とてもピュアで、繊細な部分を隠し持っている、
そんな風に感じるようになっていると言います。


ーお知らせー
『消えちゃう病とタイムバンカー』は、
全公演中止となりました。
詳細は公式HPでご確認ください。
公式サイト:https://www.umegei.com/schedule/950/

本日OAした楽曲
M : アノニマス / 香取慎吾 feat. WONK
M : コンフロンテーション
/ ミュージカル『ジキルとハイド』より

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