2021年05月28日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #108 ゲスト:斎藤司さん

先週に引き続き、
トレンディエンジェルの斎藤司さんがゲスト!!

現在『レ・ミゼラブル』に出演中の斎藤さん。
2019年にこの名作に出演される前に一度、
映画『シング』の吹き替えでグンター役を担い、
劇中のオーディションの場面で
レディー・ガガの『バッド・ロマンス』を披露。
この時から、斎藤さんが歌えることが
一般に広く知れ渡るように……。

斎藤さん自身は、ミュージカル映画が好きで、
とりわけヒュー・ジャックマンの
『グレイテスト・ショーマン』のファン。
「彼みたいになりたい」という気持ちが強く、
目指すのは究極のエンターテイナーだとか。

中井もそうですが、きっとリスナーの方も
「なぜミュージカルに出演しよう」と思ったのか、
その理由や経緯が気になりますよね。

『レ・ミゼラブル』に関しては、
オーディションのチャンスがあったこと。
チャンスがあれば、何でも挑もうと
決めていたことがまずあるそうです。
そして、芸人としての自分の
特技はなんだろうかと考えた時に、
「芸人のなかでは歌がうまい方」ということを思い、
ミュージカルに挑戦する気持ちになったそうです。

そして、お笑いのオーディションとは全く雰囲気の異なる、
『レ・ミゼラブル』のオーディションで
何かしなくてはという思いもあり、海外からのスタッフの前で、
イングリッシュジョークを披露したこともあったそうです。

舞台は、生もの。
お笑いライヴももちろん“生もの”ですが、
『レ・ミゼラブル』の上演中に自分の
演技がどんどん進化していく、
そのことを2019年の公演で実感されたそうです。

本日OAした楽曲
M:『Drunk-Dazed』/ ENHYPEN
M:『カタオモイ』 / Aimer

staff| 23:00 | カテゴリー:

2021年05月21日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #107 ゲスト:斎藤司さん

今週のゲストは、トレンディエンジェルの斎藤司さん!!
2019年に続き、名作『レ・ミゼラブル』に現在出演中です。

斎藤さんが演じられるのは宿屋の主人、テナルディエ。
強欲で、ファンテーヌから預かった幼い娘、コゼットを
こき使っているような人ですが、
斎藤さんは、「人間らしい悪役、どこか憎めない存在」と言います。

その魅力が最大限に発揮されるのは宿屋のシーン。
客と仲良くしつつ、金を巻き上げながらも、
人を惹きつける魅力があるとか。

前回はミュージカル初出演。アウェイ感満載で、
帝劇の作法とか、マイクの付け方とか、
不慣れなことばかりで、「作品におびえる」状態だったけれど、
今回は、もうちょっとリラックスして、
もっと自分らしさをテナルディエで
発揮できるのではないか、と言います。
具体的にはワクワクして、
観客が笑ってしまうようなテナルディエ。

初出演の時は、演出家のクリスに言われたとおり、
指導に従って演じている感が自身のなかであったそうです。
でも、中井から見ていると、
ちゃんと斎藤さんとしてテナルディエを演じている、
特に下水道のシーンで高らかに
歌う時にそれをすごく感じたと言います。

『レ・ミゼラブル』の音楽に関しては、
ベスト・アルバムと言えるくらい、
素晴らしい楽曲ばかりで、
2年前に稽古場で出演者が歌う歌を聴いて、
鳥肌が立っていたと言います。
個人的にはジャン・バルジャンが芝居の冒頭で歌う
『独白』が「ここが作品のピーク」と思うほど、
心奪われているそうです。

初心者にもわかりやすいストーリー展開、
そのうえセリフではなく、
全て歌で心情を表現していく構成、
そして、その歌の素晴らしさが
『レ・ミゼラブル』の魅力だと言います。

ミュージカル『レ・ミゼラブル』
7月26日まで帝国劇場で上演される予定。
公式HP:https://www.tohostage.com/lesmiserables/

本日OAした楽曲
M : 宿屋の主人の歌 / 『レ・ミゼラブル』より
M : 独白 / 『レ・ミゼラブル』より

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2021年05月14日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #106 ゲスト:加藤和樹さん

先週に引き続き、歌手で、俳優の加藤和樹さんがゲスト!!

今週は、来月再演されるミュージカル『マタ・ハリ』の
お話をいろいろうかがっていきます。

主人公のマタ・ハリは、実在の人物。
オランダ人ながらエキゾチックな風貌からマタ・ハリと
呼ばれたダンサーで、第一次世界大戦中にスパイとして暗躍します。

物語ではスパイとして生きながらも、
その厳しい日々のなかで見つけた愛との葛藤などが描かれていて、
加藤さんは、女性の強さが見える作品だと言います。
その強い女性を初演では柚希礼音さんが好演されました。

加藤さんが初演で演じられたのは諜報員ラドゥー大佐と
マタ・ハリと愛し合うパイロットのアルマンという二役。
あまりに対照的な役を回替わりで。
世界初演となった韓国でこの作品を観た時、
そのことを韓国の俳優に告げると、
ひとこと「なんてクレイジーなことを」と言われたそうです。

実際にラドゥー大佐とアルマンのデュエット曲があり、
稽古中、どちらのパートを歌うのか、混乱する場面もあったとか。
公演中は、2役を演じる楽しさがあり、
マチネとソワレで役が替わる日とかもあったそうです。

再演にあたる今回は、ラドュー大佐に専念されるとのこと。
義父である将軍に対する複雑な思い、
密かにマタ・ハリに惹かれる思い…、
苦悩や葛藤など、彼の内面をより
深く掘り下げていけたらと言います。

そして、見どころのひとつはマタ・ハリのダンスシーン。
力強くて、妖艶で、魅惑的なダンスになっているそうです。
音楽は、フランク・ワイルドホーンが担当、
マタ・ハリ、ラドゥー、アルマンという
複雑なトライアングルの関係を
彼の音楽が彩ることで作品の魅力がより増すと言います。

ミュージカル『マタ・ハリ』
6月15日より上演予定。
会場は、東京建物Brillia HALL
公式HP:https://www.umegei.com/matahari2021/

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本日OAした楽曲
M : 二人の男 / ミュージカル『マタ・ハリ』より
M : あなたなしでは / ミュージカル『マタ・ハリ』より

staff| 23:00 | カテゴリー:

2021年05月07日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #105 ゲスト:加藤和樹さん

今週は、歌手で、俳優の加藤和樹さんがゲスト!!

4月20日に発表された第46回菊田一夫演劇賞を受賞した加藤さん、
受賞対象作品となったミュージカル『バーナム』で、
主人公のバーナムを演じられましたが、
普段クールなイメージがある加藤さんが
にこやかな笑顔で膨大な量のセリフをしゃべりまくる。
その姿に中井智彦は、新たな一面を見たと言います。

加藤さんのデビューは、2005年の『テニスの王子様』、
もともと原作の大ファンだったこともあり、
オーディションを受けたことで、ミュージカルの
世界に足を踏み入れることになったそうです。
初舞台は緊張したものの、
『テニスの王子様』は出演者全員が男性、
カンパニーの雰囲気は、部活の延長という感じで、
そこから生まれた絆もあったと言います。

その絆のひとつが盟友・城田優さんとの信頼関係。
2019年の『ファントム』は、城田さんが演出、
加藤さんは彼とのWキャストで主演を演じられました。

加藤さんから見た城田さんは、アイディアマン。
だから、演出には向いていると思うし、
そばにいてとても刺激を受ける時間になったそうです。
観劇した中井は、再演されるなかで作品が進化していく、
その素晴らしさを実感したと言います。

そして、2021年はアーティスト・デビュー15周年の
記念すべき年、アニヴァーサリー・ライヴなどが
いろいろ予定されています。
詳しくは、加藤和樹さんのHPをご覧ください。
URL : https://www.katokazuki.com/

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本日OAした楽曲
M :『夢追い人が生まれてくる』/ミュージカル『バーナム』より
M :『Shining Star』/ 加藤和樹

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