2008年08月17日

バイーアの至宝ドリヴァル・カイミ、94歳で永眠

ブラジル音楽界の至宝、ドリヴァル・カイミ氏が現地時間の16日、94歳で永眠しました。つつしんでご冥福をお祈りします。

ドリヴァル・カイミはバイーアの出身。30年代末にリオに来て、カルメン・ミランダに提供した「O Que E Que A Baiana Tem」が大ヒット、以来、歌手・コンポーザーとして数多くのヒットを放ってきました。

ドリヴァル・カイミが作った楽曲と歌詞、その多くが故郷バイーアの自然や独自の文化に根ざしています。ジョアン・ジルベルトもドリヴァルの名曲を数多く歌っており、バイーアはもちろんブラジル音楽界の後輩たちに与えた影響は絶大なものがあります。また、子供たち)長女ナナ、長男ドリ、次男ダニーロ)も音楽家として活躍しています。

17日の番組では、ドリヴァル・カイミの作品「Saudade da Bahia」「Sargaco Mar」、ジルベルト・ジルがドリヴァルを讃えて作った「Buda Nago」をオンエアしました。

staff| 09:39 | カテゴリー:from staff


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