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2023.1.7

1月のテーマは「和ハーブ・和スパイス」

1月のスパイスプレゼンターは、一般社団法人 和ハーブ協会 副理事長の平川美鶴さん。和ハーブ協会では、日本古来から使われているハーブ、スパイスを「和ハーブ」と呼び、それぞれの地域にどんなものがあり、その土地の人々がどう使ってきたかを研究されています。
今月は「和ハーブ・和スパイス」をテーマに、その歴史や魅力を教えていただきます。

●和ハーブの入門編「よもぎ」
「ヨモギ」は春に芽吹き、生命力が強く、私たちの暮らし全般を見守ってきてくれた和ハーブ。
北海道から沖縄まで、広い地域で使われてきていて、北海道のアイヌの人々は、ヨモギの強い香りが悪いものを寄せ付けないと考えていたため、新しい家を建てる時には、矢尻の先にヨモギをつけて、屋根に放っていました。
沖縄では、ヨモギのことを「フーチバー」と呼ぶことも。沖縄そばのトッピングに使うことで、お肉の臭み消しにもなったり、鉄分の補給にもなったり、有用なハーブとして使われています。

●おすすめヨモギのジェノベーゼ風ペースト
基本的にバジルが使われているジェノベーゼ。ヨモギを使うことによって、また新たな香りの魅力、味わいの魅力が楽しめます。
こちらのレシピは、平川さんの著書『和ハーブのある暮らし』に書かれています!
食だけでなく、日々の暮らしの中での活用など、和ハーブについて幅広く知ることができる一冊になっています。