ハッカ油

毎週火曜日は「衣食住」に取り入れたい「現代のエコライフ」を考えます。

今日は毎日の猛暑にぐったりしているという方に、
爽快感溢れる「ハッカ油」の使い方をご紹介しました。

そもそも「ハッカ」はシソ科の植物で、何十種類もある「ミント」の中でも、和製のミントのことを「薄荷（ハッカ）」と呼ぶそう。
ヨーロッパ原産のペパーミントやスペアミントなどより、辛口でスッキリとした香りが特徴。

そのハッカの成分や香りを一番簡単に楽しめるのが、薬局で売られている「はっか油」です。

一番簡単なのが、香りを嗅ぐ、というもの。
ハンカチやハンドタオルに１、２滴垂らして持っているだけで、通勤電車のスメルハラスメントにも対応できそう。

また、シャンプーやお風呂に数滴落とせば、メントールのすーっとした感覚が夏にぴったりで、清涼感溢れるバスタイムが楽しめます。

他にも、虫除けになったり、アロマスプレーとして、お部屋の消臭にも役立つとか。
夏場には、ハッカ油を染みこませたガーゼなどを扇風機にかぶせる、
そんな使い方をされる方もいるよう。

実際に、ハッカ油に魅せられたという「はっか油の愉しみ」の作者の前田京子さんは、
どんな時にでも使えるハッカ油を小さな精油瓶に入れて持ち歩いているそうですが、
前田さんのご家庭では、 キッチンの生ゴミなどに、重層と一緒にはっか油をたらして、
消臭効果としても活躍しているそうです。

殺菌効果や消臭効果に優れているという「ハッカ油」。
暑い夏にはぴったりですので、エアコンなどに頼らず涼を取る方法、生活に取り入れてみてください。

マガジンハウスから発売されている本「はっか油の愉しみ」も
“スーっ”とするアイデア満載ですので、ぜひ手に取ってみてください。

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