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倉庫をリノベーションしたアートスタジオ 「MINNESOTA STREET PROJECT」

毎週、水曜日はウェブマガジン「greenz.jp」にフォーカスしています。

今日はその中から、サンフランシスコ発の芸術家たちを救うプロジェクト「Minnesota Street Project」をご紹介。

ゴールデンゲートブリッジに豊かな食文化、そしてサブカルチャーの街としても人気の「サンフランシスコ」。
アメリカ西海岸のこの美しい港街は、アーティストたちも多く住む街。

そんな魅力いっぱいのサンフランシスコですが、現在、IT企業の急激な成長により、人口が増加し、地価が高騰。
アートスタジオやギャラリーがレンタル料を値上げしたり、もはやワンベッドルームのアパートでも家賃が4000ドルに上る場所もあり、芸術家たちが活動する上で、苦しい状況に追い込まれているんです。

そんな状況を改善したいと立ち上がったのが、ベンチャーキャピタリストのアンディ・ラパポートさんと妻のデボラさん夫妻。
サンフランシスコ南部の古い倉庫街のドッグパッチ地区にある倉庫をリノベーションしスタジオやギャラリーとして安く貸し出すサービス
「Minnesota Street Project」をスタートさせました。

自身もアートのコレクターである夫妻ですが、知り合いのコレクターたちに呼びかけ、彼らにギャラリーを提供することで、利益を生み出し、それを原資にした低価格で利用できるスタジオを作り出るというプロジェクト。

もともとあまり治安の良くない地区だったことから、この地をアートで活性化させるという目標も掲げ、周辺には木材店や共用の釜や炉、印刷施設、なども用意され、レストランやカフェもオープンしました。

今年3月の開店から37人の芸術家が常駐し、14のギャラリーが利用するまでになったこのプロジェクト。

まだまだ住居問題など、課題は山積みですが、まずは、アーティストたちが表現する場は出来上がったようです。

カルチャーシティ、サンフランシスコ。
その街の持つ魅力を地域ぐるみで更に発展させようと取り組むアンディさんとデボラさん夫妻。
アートからコミュティーが育ち、地域も活性化するという素晴らしい循環が生まれているようです。


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