ブラジルで注目されている エコプロジェクト『Make the future』
ブラジルで、いま注目されている
エコプロジェクト『Make the future』についてご紹介します!
舞台となるのは、ブラジルに点在する「ファベーラ」と呼ばれる貧困地区。ここでは、インフラの整備が行き届かず、電気が十分に供給されていないところが多いそうです。そのため、ブラジルで人気のサッカーですら、競技場に照明設備がないため、プロサッカー選手を夢見る子どもたちが、満足に練習することができません。
しかし、ブラジルの子どもたちにとって、サッカー選手を目指すことは、成功への道を切り拓く貴重な手段でもあります。そこで、そんな状況を打破しようと立ち上がったのが、とある世界的エネルギー企業。
▼彼らはまず、「ファベーラ」の一角にある古いサッカー場を改修。
壊れている設備を修理し、また使えるようにしました。
▼そして、次におこなったのが、グラウンドの芝生の下の改造。
子どもたちがグラウンドの上で走ると、
そのエネルギーを電気に変換するシステムを作り上げたのです。
これにより、子ども達は、フィールドを走りまわっている限り、
夜の照明に困ることはありません。
開発者は、このシステムを作ったとき、子ども達にこう語りかけたそうです。
“君たちがグラウンドを走る一歩一歩は、小さなものかもしれないけれど、
それによって大きなエネルギーが生まれる。いつかこのグラウンドから、
同じファベーラ出身であるロナウドやアドリアーノのようなスターが生まれて欲しい“


