梅村マルティナ気仙沼FSアトリエ
毎週火曜日は、復興支援に関わる様々な取組みをご紹介しています。
今朝は、宮城県・気仙沼市にある、
『梅村マルティナ気仙沼FSアトリエ』をご紹介しました。
発起人のドイツ出身の女性、梅村マルティナさんに伺ったんですが、
こちらはドイツの毛糸を輸入し、その毛糸でニット製品を制作して
販売しているそうです。主に子育て中のお母さん方のために、
時間に制約なく働くことができるというのが特徴。
なぜニットに着目したのか、そのきっかけは、
震災直後、避難所で不安そうにしている人々の様子を見たとき、
自分だったら、何か指を動かしながらモノを作ることで、
心が落ち着くかもしれない、と思い、避難所に、
毛糸と編み針を送ったこと。
取り組みを始めてしばらくするとニットを編んだ人々から
笑顔の写真が送られてくるようになったそうです。
今後は会社を安定させて、さらに被災地の様々な課題を解決できるよう、
引き続き、みんなと頑張っていきたい、と目標を語って
くださいました。
毛糸によって紡がれた、マルティナさんと東北の女性たちとの絆。
今後もたくさんのニットと笑顔が作られるといいですね。
梅村マルティナ気仙沼FSアトリエ