PLENUS RICE TO BE HERE

『@谷中・根岸、其ノ四~ニャー!日本語のおいしーを作った人たち~』

谷中霊園には、近代日本語の成立に
大きく貢献した言語学者・上田万年の墓があります。
上田万年は国語調査委員会を設立し、
全国の方言調査や日本語の研究を進め、
言文一致運動を主導しました。

また、夏目漱石のイギリス留学を後押しした人物でもあります。
猫の鳴き声を「ニャー」と表記するための小書きの「ャ」や
長音符を考案し、漱石の作品にも用いられました。
国定教科書では「お母さん」などの長音表記を採用しようとしましたが、
森鷗外の反対により実現しませんでした。

獅子文六の『食味歳時記』には、上田万年や幸田露伴、佐藤春夫、
久保田万太郎らが参加した「名月と蕎麦の会」の様子が記されています。
鮎や酒が供され、最後に蕎麦が出されました。
幸田露伴や上田万年らは多くを語らず
黙って蕎麦をすすっていたと記されています。

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