Expedia LISTEN & LEARN

シシド・カフカさん④

各界のトップランナーに、
これまでの経験から得た
“学び”をシェアしていただきます。

今週は、シシド・カフカさん。
今日のテーマは「海外の旅から学んだこと」

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「やってしまえばなんとかなる!」ということです。

2018年にブエノスアイレス、サンティアゴ・バスケスのもとにハンドサインを学びに単身留学したんですけれども、最初、まず自分の泊まる部屋に入って、その扉から出る1番最初がものすごく怖かったんですね。

「今日から2ヶ月、1人でここで暮らすのか」と思ったら、すごく恐怖が襲ってきたんですけど、やっぱり扉を開けて出てしまえば、買い物もできるし街だって歩けるし、何のことはなかったんですよね。

ブエノスアイレスという街は、海外だなっていう感じです。
日本みたいには道も補整されてないような場所もあれば、ほんとに丸の内みたいにオフィス街のところもあれば、日本のど真ん中には考えられないぐらい大きな公園があったりだとか、道が1回では渡りきれないほど広い車道があったりだとか…国が大きいこともありますけど、わりと規模のデカい普通の海外っていう感じです。

その2ヶ月の留学の中で、人とのコミュニケーションも含めて色々
「どうしようどうしよう、できるかなできるかな…」
「何ともなかったな」
っていうのを何度も何度も繰り返していたのが、すごく私にとって今につながっているなというふうに思っていて。

思い出になっていることは、2ヶ月間サンディアゴの元で学んで、最後の2週間ぐらい残したところで、ライブに飛び入りで叩いてみないかって先生に誘われたことがあって。
「え~!」と思いながらも、やってみるかと思ってやってみて、ものすごく楽しかったですし、その時にライブが終わった後に、フロアでいろんな人に「かっこよかったよ、かっこよかったよ」って声をかけてもらったのがすごく嬉しかったですね。

私がドラムを叩き始めたのはアルゼンチンなので、そのアルゼンチンの地でドラムをステージの上で叩くっていうのは、ちょっとした自分の中の夢でもあったので、それが実現するとともに受け入れていただいたのは、すごく嬉しかったです。
ステージに立っちゃえばなんとかするしかないので。それはいい経験でした。

そして今日の選曲は…
 Tokio Ruidoso / el tempo

私が主催しておりますバンドel tempoの『Tokio Ruidoso』という曲です。
el tempoで初めて音源化しました。
これも即興でレコーディングしております。
サンティアゴ・バスケスが作ったハンドサインを使って、即興でみんなで楽しみながら、録音をしております。
ちょっと音だけではわからないかもしれないんですけれども、是非、まずは音だけでも楽しんでいただければと思います。

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4日間ご登場いただきました、シシド・カフカさんが主催されるel tempo初の音源が、360リアリティオーディオライブで明日から配信されます!

初めての音源、そして360リアリティオーディオだと、el tempoのメンバーに囲まれているような音で、レコーディングの風景の映像もついてきますので、皆さんよかったらぜひ、el tempoの楽しさ、ちょっと覗いてみてください。とのこと!

ぜひ一緒に体感してみましょう!!

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