SAISON CARD ON THE EDGE

ニューヨークに出稼ぎって実際どうなの?

今日は、2023年、注目が集まった
『海外出稼ぎ』という働き方について。
News Picks出稼ぎシリーズの記事で
注目を集める、ニューヨーク
Sermo Client Success Managerの
山口 佳織さんに伺いました!

*ニューヨークは物価が高く、
時給も2000円以上ということで…
モノも高いですか?
→給料も高い分物価も高いので
日本にいたときと生活水準は
あまり変わりません。

*現地でどんなお仕事を?
→現在はニューヨークで、
Healthcare Techの企業で働いています。

そんな山口さんがピックアップしたのは…
日本人、好きな場所・時間で働けるなら
“2割減給”でもOK【世界1万5000人調査】

という記事!

概要:
パソコン大手=HPが、日本やアメリカ、
フランス、メキシコ等12カ国の
計約1万5000人を対象にした調査を行った。
結果、日本は他11カ国に比べて、
仕事に不満を持っている傾向が強いことが
判明。
「好きな場所や時間に働ける職場で
働くためならば、いくらまで
減給してもいいか」という質問に対しては、
グローバル平均は「11%の減給を受ける」
という結果だったのに対し、
日本は「21%の減給を受け入れる」という
結果に。
環境が良くなるのであれば、
給料が-21%になっても構わないと思うほど不満?!

これについて、山口さんは
・コロナが、日本企業にとって、
働く環境を考え直すキッカケになったり、
社員にもっとフレキシビリティを与える
キッカケになったのかなと思っていたが、
この結果を見ると、コロナ前に
逆戻りしているのかなと思った。
・ニューヨークではコロナ後、
ハイブリッド勤務やリモートの会社が多い。
コロナ前でもハイブリッドや
リモートの会社はあった。
それがもっと多くなった感じ。
毎日オフィス出社の求人は人気がない。
リモートワークは一つのベネフィットに。
・アメリカでは、好きな時間や場所で
働くことと、給料は全く別のものと
捉えられている。
と山口さん。

Q.山口さんのニューヨークに
行くことになったキッカケは?
→大手企業(メーカー)で研究職として
働いていたが、ビジネス職に興味を持った。
また、以前から海外への憧れがあったことが
きっかけで、アメリカのMBA受験を決意。

Q.日本人の働き方への不満は理解できますか?
→現在の仕事は自由度が高くほぼリモート。
友人とCoworking spaceで一緒に働くことも!
その中でニューヨークを住むのは、
ネットワーキングのしやすさや
高い給料を求める人、起業を志す人など
野望のある多様な人々と働ける。

Q.どんな人におすすめですか?
→業種的には…
ソフトウェアエンジニアは
外国人でも職を得やすいため人気
ビジネス系の職種を目指す人には
MBAが人気。
MBAには20代後半が多かったが、
就職で年齢は見られない。何歳からでも可。

姿勢として…オープンマインド、
気合い、プライドを捨てる!

Q.日本人としてニューヨークで働くって、
実際どうですか?

日本のアニメや文化はニューヨークでも
大人気。友達ができやすい。
日本のイメージがいいのを感じる。
一方、仕事としては、日本人だから
重宝されるようなことはなかなかない。

Q.ニューヨーク出稼ぎで大変だったことは?
→ジョブマーケットが
良くなかったこともあり、
最初の就職先でレイオフされました…。
特にビザの問題もあり、働いていないと
国内退去の必要があるので、2ヶ月以内に
次の仕事を見つけなければ行けなかった。

Q.この先のキャリアをどう描いていますか?
もうずっとニューヨークにいるつもりですか?

→・職種的には、いまの仕事が自分にあった
仕事と思っている。
アメリカでは職種に一貫があることが
大切ということで、この先も
この職種でキャリアを積んでいきたい。
一方で、MBAを取得した経験から、
起業にも興味を持っている。
最近はアメリカのジョブマーケットが
不安定でレイオフにあう人が多く、
起業を目指す人が多いとも聞く。
ビジネスチャンスを掴めそうで
パッションが持てるものを探したいなと!

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