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存続の危機に瀕しているところもあるという… 全国の夏祭りを守る運営の舞台裏に注目!

夏ににぎわいを見せる風物詩といえば、全国各地の夏祭り。
ところが、今、一部の地域で、
その夏の風物詩が存続の危機に直面しているのをご存知でしょうか?
そこできょうは、大きな転換期を迎えてい夏祭り運営の裏事情に迫ります。

お話を伺ったのは日本各地の「お祭り」や伝統行事の支援、
コンサルティングなどを手がけるお祭り専門会社、
オマツリジャパン代表の加藤優子さん

●今、夏本番で、夏祭りが全国各地で開催されていますが、
実は今、全国のお祭りの運営が『存続の危機』に直面している!?
現場では一体、何が起きているのでしょうか?

→当社に寄せられる声ですと、一番はやっぱり資金不足です。
コロナ前と比べて、運営費が2割から3割ほど上がっています。
警備費や設営費など、あらゆるものが値上がりしています。

●そうした運営費以外にも厳しいことがあるそうですね?

→それ以上に厳しいのが、祭りにまつわる道具を作ったり、
お神輿や山車、衣装を作る職人の方々です。
材料費が高騰し、さらに後継者もいないこともあります。
もちろん祭りを残すために後継者を育成したりなど
頑張っているお祭りもたくさんあります。

●確かに、山車や神輿とかお祭りに使うのものは、
修繕費とか維持費もかかりそうですよね!?

→神輿や山車は、木工、漆塗り、金箔押し、錺金具などは、
多くの「専門職人」による分業で直しています。
本格的な修繕には数百万円から、
大規模なものになると数千万円の費用がかかることも…。
しかし、今は、その資金調達がこれまでにないほど難しくなり
修繕待ちのような状況になっています。

●「オマツリジャパン」では、そうした日本全国の祭りが抱える
「資金難」といった課題に対して、サポートもされているそうですね?

→私たちも日々試行錯誤を続けていますが、
例えばお祭りに企業の協賛やスポンサーを集めたり、
お祭りならではの特別な体験や観覧席、ツアーを企画して、
その体験を楽しんでいただくことが、
お祭りへの応援につながる仕組みをつくっています。
さらに最近では、QRコードを読み込むだけで気軽に寄付ができる
「おきもち」というサービスも始めました。
こうした様々な活動を通じて、お祭りを未来につないでいくお手伝いをしています。
お祭りはお金のためだけにやっているわけでは無いのです。
昔から豊穣や無病息災など悪いことが起こらないように
様々なお願いが込められています。
そうやって先代から何百年も続いているお祭りを
資金不足だからと我々の代で簡単に辞めるわけにはいかないのです。
 
●先ほどの「資金難」に悩むお祭りのサポートについてですが、
もう少し詳しく教えていただけますか?

→企業とお祭りをつなぐ活動では、
全国の企業にお祭りへ協賛いただいて、
会場で商品をPRしたり体験ブースを出したりすることで、
お祭りの運営資金づくりにつなげています。
お祭りをもっと深く楽しめる特別な体験づくりの側面では、
青森ねぶた祭や秋田竿燈まつりなどで、ゆったり観覧できる席や、
担い手の方のお話を聞きながら
地元の食やお酒を楽しめるプランをご用意しています。
楽しんでいただくことが、お祭りへの応援にもつながっています。
「おきもち」という寄付はQRコードを読み込むだけで、
来場された方が気軽にお祭りを応援できるサービスで、
「楽しかったから応援したい」という気持ちをその場で届けられるようになっています。

●そんなお話を聞くと、
応援の意味で余計に夏祭りに足を運びたくなりますが、
東京近郊ですと、直近でオススメのお祭りはありますか?

→8月の29、30で都内でも最大級のお祭りである
東京高円寺阿波踊りがあります。
高円寺だけでなく、三鷹や下北沢でも開催されています。
いずれも事前に公式ホームページご覧いただいて、
訪れていただきたいなと思っています。
阿波踊りは踊っている人たちがみんな笑顔で元気がもらえます!

●今日のお話を伺って、地元のお祭りを応援したいと思った
リスナーも多いはずです。
私たち一人ひとりにできるアクションはありますか?

→私たち一人ひとりにできることは決して難しいことではないと考えております。
「最近お祭りに行けていないな」という方は、
ぜひお近くのお祭りに足を運んで楽しんでみてください。
会場で寄付を募っていれば少しだけ寄付をしてみる、マナーを守る、 
有料席を購入する、クラウドファンディングで支援する、
ボランティアに参加する、SNSで発信してみるなど応援の仕方はさまざまです。
そして何よりもまず、せっかくのお祭りシーズンですので、
お祭りで感動したり楽しんでいただければと思います。
熱中症には気をつけてくださいね。


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