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2026年の金融・経済を大予測!

2026年の金融・経済を大予測!

お話を伺うのは、株式会社アイ・パートナーズフィナンシャル、
上席執行役員の宗正彰さん。

■日経平均5万円超え!歴史的な2025年相場の裏側
2025年の大納会、日経平均株価の終値は5万339円48銭となり、
史上初めて5万円の大台を突破しました。
年間での上昇幅は1万円を超え、
上昇率も26%と過去最大を記録しました。

宗正さんによると、この高騰の最大の要因は「円安」です。
多くの輸出関連企業が1ドル140円台で
為替レートを想定していましたが、
実際にはそれよりも20円ほど円安が進んだことで、
企業業績が大きく押し上げられました。
ただし、注意が必要なのは
「日経平均とTOPIX(東証株価指数)の乖離」です。
日経平均は一部の値がさ株(株価の高い銘柄)の動きに
大きく影響を受けるため、昨年の上昇は全体的な底上げというよりは、
一部の銘柄が指数を牽引した「値がさ株主導」の相場だったと言えます。
昨年のTOPIXの上昇率は日経平均ほどではなかった点からも、
その傾向が見て取れます。

■2025年を動かした「3つの大きな出来事」
宗正さんは、2025年の市場に大きな影響を与えた要素として
以下の3点を挙げました。

*トランプ関税による乱高下
トランプ大統領が大統領令により関税を頻繁に変更したことで、
市場はそのたびに振り回される展開となりました。

*高市新内閣の発足と「高市トレード」
自民党総裁選で高市早苗氏が勝利し、総理に就任。
積極財政や円安容認の姿勢が市場に好感され、
いわゆる「高市トレード」によって年末にかけて株価が上昇しました。

*「金利ある世界」への突入
1月に政策金利が0.5%、12月には0.75%へと利上げされ、
日本も本格的に金利のある時代へ。住宅ローンなどでは、
自身のライフプランに合わせた金利選択(固定か変動か)が
より重要になっています。

■2026年は「午尻下がり」に注意?
年明けの2026年相場は、ご祝儀相場や円安基調もあり、
早くも5万2000円台に乗せる好調なスタートを切りました。
しかし、相場の格言に照らし合わせると、楽観視はできないようです。

江戸時代からの相場格言では、2024年・2025年は
「辰巳天井」と言われ、実際にその通り天井をつける相場となりました。
そして続く2026年の午年は「午尻下がり」という格言があります。

宗正さんの分析によると、2026年の懸念材料は以下の通りです。
*日銀の追加利上げ:今年も0.25%刻みで1回〜2回程度の
利上げが予想され、経済への影響が懸念されます。

*米国のインフレと中間選挙:トランプ関税の影響による
米国内の物価上昇や、11月の中間選挙の動向。

金利は「経済の体温計」とも言われます。
金利上昇局面にある日本経済がどう変化していくのか、
そして「午尻下がり」の格言を覆せるのか。
2026年はリスク管理を意識した慎重な
投資判断が求められる1年になりそうです。

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