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宿泊費が高騰しているホテル業界の裏事情!

きょうは、宿泊費が高騰しているホテル業界の裏事情!

実感されている方も多いかもしれませんが、
今、ホテルの宿泊料が高騰しています。
出張の際に規定の宿泊費で泊まれるホテルが見つからず、
ホテル探しを余儀なくされるビジネスマンも多いようで、
今回は、そのホテル業界の裏側に迫りたいと思います。

お話を伺うのは、ホテル評論家の瀧澤信秋さんです。

Q.今、地方のホテルで予約が取りづらいうえに
週末になると宿泊費がとんでもなく高くなっているという声が…。
一体なにが起きているのでしょうか?
→ホテルの料金は例外を除いて
(料金を変動させないことをポリシーとする
ホテル会社もある)需給で変動します(ダイナミックプライシング)
需要が高まれば料金が上がり、
最近は訪日外国人の影響で料金が上がっている。
東京は特に顕著で、大阪や福岡のような大都市や京都のような
人気観光都市もそのようになります。

秋の行楽シーズンの繁忙日でいえば、
訪日外国人旅行者需要はさておき
依然から人気リゾートエリアなどは日本人客で溢れるわけですから
当然、料金は上昇します。

Q.その料金が変動する「ダイナミックプライシング」という
システムが、ホテルの宿泊費が高騰している1つのポイントなんですね?

→DPは、逆にDPをとらないポリシーのホテルもある。
東横インもやっていない。逆にAPAホテルはDPを導入していて
安いとき、高いときの差が激しい。

Q.例えば、出張でホテルを週末に予約しようとしたら、
全然予約が取れない上に値段も高い!そういう場合、
なにかオススメの裏ワザ的な方法はあるものでしょうか?

→特定のホテルでなくてもいいという前提条件ですが、
・同一エリアで複数店舗展開しているホテルを狙ってみる
(たとえば京都の鈴(Rinn))
・客室分母の大きなホテルを狙ってみる
・多店舗展開する運営会社を狙ってみる
・新規開業ホテルを狙ってみる などです!

Q.今、地方のホテル事情でいうと、
なにやら新しい動きも起きているようですね?

→ズバリ外資系の進出です!
北海道のインターコンチネンタル、福岡のリッツカールトンなど
外資系のホテルが次々に進出してきている。

外資系ホテルは堅固な会員プログラムがあり訪日外国人旅行者の
予約流入が期待できるという大前提で
近年は日系のホテルが、外資と提携している場合も。

ホテルはブランドと所有・運営が異なるのが基本としてあり、
外資ブランドの看板がホテルを所有しているわけではありません。
すなわち
ホテル活況→ホテルをやろうと思うオーナー→他に勝つために差別化が
必要→エリアには進出していない外資ブランドと組む→エリアのブランド
価値が上がる&話題になる広告宣伝効果というビジネスモデルです。
  
Q.せっかくですので、この秋おすすめのホテルもうかがいたいですね。
仕事の出張でも行楽目線でも、今、どこがおすすめですか?

・ZUMI TERRACEうちなーみやリゾート宮古島
→このZUMIは宮古の言葉で最高という言葉。
全室に電気自動車付きレンタカープランというのがあり、
さらにサウナ付き!
洗濯機、ガス、電子レンジもついていて、もはや生活が可能。

・スタジアムシティホテル長崎
→全室がスタジアムビュー!
主にV・ファーレン長崎のホームスタジアムで、
全室から試合観戦が可能。

・ベッセルイン高田馬場
(ホテル評論家のこれがあったらいいを詰め込んだ
瀧澤さん監修客室BABAスイート)
→客室にサウナ、本格的な水風呂を導入。
バルコニーに整いスペース、バーベキューも可能です。

ぜひチェックしてみてください!

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