利益率 向上のカギは、DXにあり?! 飲食店経営の課題解決策について
飲食店経営者のなかには、
「コロナ禍から、
売上げは戻っているけれど、
利益が伸びない」とお悩みの
飲食店経営者もいらっしゃると思います。
その原因を探って利益率を上げるためには、
経営のデジタル管理が
役立つのではないか?と言われています。
飲食店経営をDX化すると、
どのような課題が見えてくるのか?
飲食店経営に関する
DX化クラウドサービスを提供している
株式会社ラクミー 代表取締役
伊藤健吾さんにご出演いただきました!
ラクミー飲食店管理クラウド - 発注の効率化で、飲食店経営のDXを実現。
Q:ラクミーさんで開発、
提供されている
「飲食店管理クラウド“ラクミー”」
具体的にはどのようなサービスなのですか?
→中小・飲食店経営の場合、
パソコンを扱うデスクワーカーが少ない
「現場仕事」がメイン、経営者のなかには
エクセルなど表計算ソフトへの
入力が苦手という方もいて、
経理業務が、いわゆる
「どんぶり勘定」になりがち。
そこで「ラクミー」では、
エクセルの操作などが苦手な方でも
入力しやすいソフトを開発。
利益・売上・仕入れ・人件費など
お金関係のデータを
ひとつの画面で一括管理できるように!
さらに、スタッフの勤怠管理も含め
30以上の管理ツールと連携。
飲食店経営に必要なデータ管理を一元化
Q:いま「ラクミー」を
導入している店舗は、どのくらいあって、
導入することで利益率は平均、
どのくらい向上しているのでしょう?
→現在約800店舗に
ご利用いただいており、
特に繁盛店を多く運営し
10〜30店舗を保有する
飲食企業での導入が増えています。
一律な数字としては出せませんが、
とある飲食店では、
コストを意識するようになっただけで
原価は1.5%程度改善し、
それに伴う利益還元を従業員に行うことで
結果として更に利益率は改善して
3%程度良くなったという事例もあります。
Q:「ラクミー」を導入する経営者と
たくさん接していると思いますが…
伊藤さんの目から見て、
いま飲食店業界が抱える共通課題は?
→飲食店経営の課題として
見えてきたのは、本質的に
デフレからインフレへの対応。
原価の高騰や人手不足などに
個別事象としては現れていますが、
コロナ明けで需要が戻ってきても
構造そのものを変える必要があります。
飲食店ではコストの変動要因の多くは
食材の仕入と、パート・アルバイトの
人件費になるため、この変動費を
売上から差し引いた粗利が
固定費を上回れば利、
益が確保できるというシンプルな構造です。
売上は客数と客単価の掛け算で決まるので、
日々のオペレーションの中では、
食材仕入と人件費を加えた
4つの要素を指標とすることで、
改善すべきポイントが直観的に
簡単に見つかるようなUI/UXを提供しています。
現状、多くの中小規模の飲食企業が
借入金に極端に依存した
過小資本構造になっていることを
解消していくことも必要だと考えています。
Q:ちなみに「ラクミー」を
導入しようと思ったら、
どのくらいのコストを
考えておけばいいのでしょう?
→我々のサービスは店舗あたりで
月額1万円〜で利用が可能です。
飲食店のコアの業務は調理や接客であり、
現場の店長がスプレッドシートの
作業に忙殺されるような環境であれば、
単純に作業時間分が浮くだけではなく、
コア業務に向き合うことで
サービス向上につながり、結果として
最終的には利益にもつながるので、
費用対効果はものすごく高いです。
今後は、提供している
SaaS(クラウドサービス)だけでなく、
蓄積されるデータを活用したコンサルや
新しいファイナンスサービスを提供する予定。
詳細、もう一度聴きたい! という方は
こちらから
選んでください。