
2025.12.9
今回のゲストはGLAYのギタリスト、HISASHIさんをお迎え!
昨年デビュー30周年を迎えたGLAYの活動から、
Netflixで世界独占配信される話題の新曲、
そして長年愛し続ける意外な「相棒」について
たっぷりと語っていただきました。
【30年を経ても変わらない、GLAY流の「民主主義」】
昨年、デビュー30周年という大きな節目を迎えたGLAY。
「GLAY EXPO」としてのベルーナドーム公演、
札幌ドームでのQueen+Adam Lambertへのゲスト出演など、
怒涛の1年を駆け抜けました。
30年という長い活動期間について、
HISASHIさんは「間口を広く、良い活動ができた」と振り返ります。
音楽業界の変化に伴い、レコーディング手法が
クラウドでのデータやり取りになるなどスタイルは変化しましたが、
バンドの根幹は変わりません。
「得意なことを分担してやる、というのがGLAY。
誰か一人が決めるのではなく、
4人で話し合って決める民主主義バンドなんです」
この柔軟さとメンバー間の信頼関係こそが、
日本を代表するロックバンドとして走り続けられる理由のようです。
【Netflixアニメ『ターミネーター0』
OPテーマ「Dead or Alive」制作秘話】
12月3日にリリースされた1年半ぶりの新曲『Dead or Alive』は、
Netflixシリーズのアニメ
『終末のワルキューレⅢ』のオープニング主題歌。
デモ段階では非常に粗削りだったというTAKUROさんの楽曲を、
HISASHIさんが中心となってアレンジし、
アニメの世界観に合わせて再構築しました。
「最初はテンポも違ったんですが、『終末のワルキューレⅢ』の
ヒリヒリした世界観を表現するために、BPMを上げてビートを
強調しました。
90年代〜00年代に流行ったインダストリアルやテクノの要素、
歪んだキックの音などを取り入れています」
あえてギターを前面に出しすぎず、リズムやメッセージ性を
重視したという本作。
HISASHIさんの「引き算の美学」と、
作品へのリスペクトが詰まった一曲となっています。
【HISASHIを支える「刺激的な映画」と「20年来の愛車」】
プラスワンでは、最近のお気に入りを伺いましたが、
今回HISASHIさんが挙げたのは「映画」と「車」でした。
非日常的な刺激を求めて、サスペンス映画を好んで観るという
HISASHIさん。特にお気に入りは映画スタジオ「A24」の作品で、
最近では映画『MaXXXine』でのミア・ゴスの怪演に魅了されたそう。
Tシャツを購入するほどのハマりぶりで、
今後の創作活動にも影響を与えそうです。
そして、リスナーからの「今年、私を支えてくれたもの」という
テーマに対し、HISASHIさんが挙げたのは
愛車「マツダ RX-7(FD3S)」
「もう20年乗っている中古車ですが、自分の足よりも『足』なんです。
路面の状況がすべて体に伝わってくるような操作感があって、
完全に自分と一体化しています」
最新のスニーカーよりも、履き慣れた靴のような感覚。
マニュアル車ならではのダイレクトな走りが、
HISASHIさんの日常を20年間支え続けています。
30周年記念ライブを収めたBlu-ray&DVD
『GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025 in BELLUNA DOME』もリリース。
さらに来年3月からは全国ホールツアー、
そして現在アルバムも制作中とのこと。
「ホールツアーで丁寧に曲を届けつつ、アルバムが完成したら、
また次は大きな会場で……と考えています。
来年もかなり忙しくなりそうです(笑)」
今後の活動はこちらから!
https://www.glay.co.jp/
本日のオンエアを
もう一度聴きたい! という方は
こちらから