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お笑い芸人・歌人の鈴木ジェロニモさんの学び③

各界のトップランナーに、
これまでの経験から得た
“学び”をシェアしていただきます。

今週は、お笑い芸人・歌人の鈴木ジェロニモさん。

『R-1グランプリ』準決勝進出で話題を集め、
短歌の分野でも様々な賞を受賞されています。
さらに、あらゆるものを独創的な言葉で表現するYouTubeの
「説明」動画でも注目され、現在は多岐にわたって活躍中です!

今日のテーマは、「海外から学んだこと」

☆☆☆
私が海外から学んだことは、
「気が合う仲間は、気の合わせ方を知った仲間だ」ということです。

僕は大学の卒業旅行で、マカオ・香港のあたりに行ったんですけども、
それに行ったのが、同じアカペラサークルで4年間一緒に活動してきた
同期10人ぐらいで行ったんですね。

1日観光するんで、午後夕方とかになってくると結構、
自分らも1日歩き回って「ちょっと疲れてきたな」っていう時間が、
旅行とかだとね、よくあると思うんですけど、
僕たちもそういう時間に差し掛かって。
今まさに観光しているわけでもなければ、
飲食店でごはん食べてるわけでもないという、
ただとりあえず今長い距離歩いて移動してるな、
みたいな時間がその夕方に発生して。
で、10人でこう固まってね、固まってるけど邪魔にならないようにみたいな感じで
バーッと歩いてるんで、結構疲れたな、あれこれどこ向かってんだっけ?みたいに僕も思ったし、
多分みんな思ったんですよね。

この瞬間にもし1人でも「え?てかこれ、何の時間?」みたいにふざけちゃったら、
一気に多分その緊張感が崩壊して
「じゃあお前がさっき調べておけばよかったじゃん」とか、
「お前がさっき遅れたから今こうなってんだろ」みたいな、
ちょっと喧嘩っぽいのが始まっちゃってもおかしくない空気だったんですけど、
なんとかその緊張感を崩壊させないように、
人によっては「車で行ったほうが速いか調べるわ」って
調べてくれるヤツがいたり、
楽しく話すことによって空気をもう一度よくしてくれたり、
人によっては楽しく話すわけじゃないけど、
誰かが「次こうしよう」って言ったことに
「いいね、いいね、みんなでそれやろうよ」っていう、
二の矢をうまいこと入れる、その場の行動をうまいこと促すような
ポジショニングをとる友人もいたりして、
なんとかその10人で楽しく旅行を終えることができたんですね。

それだけ言うとすごい簡単な、よくある出来事かもしれないんですけど、
僕はそれを踏まえて、完全に全員気が合う、
同じ人間だっていうほど気持ちが合うってことではなかった、
なかったんだけど、10人とかで4年間やってきたっていうことは、
「あ、こいつと一緒のときは、
こうやって振る舞うとお互いストレスがないな」っていうことを
知っていく4年間だったと思うんですよね。

だから、「こいつと一緒にいるときは、お互いこうやると、
お互いの楽しい部分で接触できるよね」っていうのが、
4年間かけて分かったなと。
それがこう、一気に凝縮された旅行だなという風に思いまして。
だから、こういう風な合わせ方で行けば、お互い「気が合う」瞬間があるなと。
気の合わせ方を知るっていうことが大事なんだな、というのを知りました。
☆☆☆

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