
2025.12.3
各界のトップランナーに、
これまでの経験から得た
“学び”をシェアしていただきます。
今週は、湘南乃風のSHOCK EYEさん!
2003年、「湘南乃風」のメンバーとしてデビュー!
個人としては、人気占い師ゲッターズ飯田さんに
「何万人もみてきたなかで1位2位を争う強運」、
さらに「歩くパワースポット」と言われ、
2018年頃から、SHOCK EYEさんの画像を携帯の待ち受けにすると
「いいことが起こる」と話題に!
今日のテーマは、「海外で得た学び」
***
僕が海外で学んだことは、「日本人とは?」です。
実は僕、海外旅行ってあんまり行ったことがなくて、若い時にね。
もうほぼ初めてに近い形で飛び込んだのが、ジャマイカだったんですね、20歳になりたての時で。
で、1番最初から突然2か月滞在することになって、
カルチャーショックの連続というか、
とにかくもう日本とは環境が全く違う中、
僕の仲間と一緒に行ったんだけど、
みんなレゲエを学ぶためにそこに行ってるんで、
僕自身はまだレゲエのレの字もわかんない状態だから
「早く帰りたい」みたいに思ってたんです。
それが1番最初のジャマイカでの出会いなんだけど、
少しずつ少しずつレゲエにのめり込んでいって、
20代のうちに2桁ぐらいの回数ジャマイカに行くことになるんだけど、
その中でとあるジャマイカ人との会話の中
で、「なんでお前ら日本人はこのジャマイカに来てるんだ?」と。
で、僕は当然のようにレゲエが好きだから勉強しに
来てんだよって話をした時に、
「いや、お前らの国には音楽ないのか?」と。
「お前らの国の音楽はどうなってるんだ?」って会話した時に、
ちょっとハッとしたんですよ。
なんで僕らは日本人の音楽を知らずに海外の音楽ばかり聞いて、
しかもそこで憧れて格好まで雰囲気まで真似していたときに、
結構、自分自身が日本人だってことを
強く痛感させられる言葉だったんですね。
で、もちろんそのジャマイカに長期滞在してるんで、
自分が東洋人であること、
日本人であることって強く意識させられるんだけど、
自分が大好きだった音楽のことも少し立ち止まって
考えさせられる時間だったりして。
自分でもうまく説明ができなくて、
「日本にはロックって音楽が1番もしかしたらメジャーかな」とか、
「最近ヒップホップって音楽入ってきてんだよ」とか話した時に、
演歌とか歌謡曲とか、その時の日本らしい音楽っていうことを
うまく自分が説明できなかったり、
それこそ誇らしく思えてない自分っていうのに気付いてですね。
日本に帰って、湘南乃風のレゲエっていうものを
どういうふうに解釈しようかってことを強く、結構話し合って、
それで音楽のキャリアをどんどんどんどん積み上げていったような
記憶があります。
それはもうほんと、
ジャマイカ人の一言から始まったのかなと思っております。
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SHOCK EYEさんの著書
『目の前にいる人を幸せにすることから始めよう』、KADOKAWAから発売中!
もう一度聴きたい! という方は
こちらから