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世界最古見つかる!?

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世界最古見つかる

CNNのニュースから、
人類の歴史を塗り替えるかもしれない
驚きの発見をピックアップしました。

インドネシアのスラウェシ島周辺の洞窟で、
赤い顔料で描かれた「手形」の輪郭が見つかりました。
この手形、なんと推定で少なくとも6万7800年前のものとされています。もしこれが正しければ、現在知られている中で
世界最古の「岩絵」となる可能性があります。

■なぜ「最古」と言えるのか?
岩絵そのものの年代を直接測定する方法はないのですが、
研究チームは岩絵の上に形成された鉱物の層を分析しました。
その結果、その層が6万7800年前にできたことが判明。
つまり、岩絵はそれ以前に描かれたということになります。

■ただの手形ではない? 謎めいた「爪」の形
この手形には、興味深い特徴があります。
壁に手を当てて周りに顔料を吹き付けたステンシルのような技法で
描かれているのですが、指先が細く尖っており、
まるで鋭い爪のように見えるのです。

これは単に手を置いただけではなく、後から意図的に加工されたか、
あるいは特殊な道具を使って描かれた可能性を示唆しています。
研究チームは、これが何らかの儀式や仲間同士のコミュニケーション、
あるいは「ここに来たよ」というメッセージのような、
複雑な意味を持つ行動の証拠ではないかと考えています。

■人類の移動ルートのヒントにも
この発見は、人類がいつ、どのようにしてオーストラリア大陸へ
渡ったのかという謎を解く手がかりにもなりそうです。
当時は海面が低く、オーストラリアとパプアニューギニアは
「サフル大陸」という一つの巨大な陸地でつながっていました。
人類がそこに到達した時期については諸説ありますが、
今回の発見により、約7万年前にはすでにスラウェシ島周辺で
文化的な活動が行われていたことが示されました。
これは、人類がボルネオ島からスラウェシ島を経由して
オーストラリア方面へ移動したという説を補強する材料となります。
6万年以上も前の暗い洞窟の奥で、誰かが壁に手を当て、
赤い顔料を吹き付けた。
その行為は、現代の私たちがSNSに写真を投稿して
「ここに来たよ」と記録するのと、どこか似ています。
遥か昔の人々が残した、最も古い
「人間らしいサイン」なのかもしれません。

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