SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC

「コミュニケーション・デパートメント」劇団四季元主演、人材育成トレーナーの佐藤政樹さん 第5週

木曜日は、
「コミュニケーション・デパートメント」

今月は、劇団四季 元主演の
人材育成トレーナー佐藤政樹さんによる
コミュニケーションのポイント🎤

今回のテーマは
『チームワークを高める
 コミュニケーションのポイント』

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チームワーク高めるために
やっていたことは、
例えばあるシーンだったら、何のために
ここにいて、なぜ1歩踏み出すかを
全員で考えて共有するっていう
儀式みたいなものがあるんですよね。
劇団四季ではゼロ幕って言うんですよ。
1幕2幕って聞いたことあると
思うんですけども、
1番大事なのはゼロ幕。
つまり、何で自分がここにいて、
なぜ一歩踏み出すのか。
これは例えばチーム15人いるとしたら、
15人バラバラなことを
考えてるんじゃなくて、
自分の中の共通認識として、
自分たちの中でしっかり共有していく。
それがないと、ただのお遊戯会に
なっちゃうんですよ。
バンベニジャロバキテニンガディンは~♪とかってなっちゃうんですよね。

ライオンキングの時は、
舞台1歩踏み出す前なので、
例えば幕間だったりとか。
幕間ってのは、
1幕と2幕の間のことなんですけども。
ほんと舞台出る出る直前ですよね。
15秒20秒とかそういったの時も、
円陣組んで、みんなで手を合わせて
「One by One!」ってやったりとか。
あとはみんなで歌詞を読んだりとか。
ほんと短い時間ですけども、
やるかやらないかって
大きな差なんですよね。
ただなんとなくやると
流れ作業的になっちゃうので、
そうじゃなくて、何のためにやるのか、
自分の中でしっかりと、もう本気で
自分事として考えていくっていうこと。
ほんのちょっとの時間でも、
本当にそこに向き合っていくのか
どうかでかわってきますよね。

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*さらに、チームメンバーが
みんなで1つのものを作る上で、
こんな意識があったそうで…

自由なんですよ、
基本的に表現っていうのは。
ただ、絶対に守んなきゃいけない
部分っていうのがあって、
呼吸だったりとか、
あとはフレージング法で
型っていうのがあって、
その型にしっかりと収まった上で
表現していれば、その先って
どう表現してもいいんですよ。

台本の内容を正確にお客様に届ける
ってのが仕事なので、
だから個人の解釈でこれが違う、
これが違うってぶつかるってのは
あんまりなかったですね。
ただ、ちゃんと方法論、呼吸法、
発生法は守んなきゃダメですよ
っていうことですね。
算数のように決まってるんですよ。
ありがとうございますとか、
そういうのもちゃんと方程式のように
くみが組み立っていて、
ありがとうございますっていう言葉を
3階客席の1番後ろの人までちゃんと
届くようにしなきゃいけないんですよ。
そこを守っていれば、
ありがとうございますの表現は
どうしてもいい。
どのように表現してもいいですよって
ことだったんですね。

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より詳しく知りたい方は、
佐藤政樹さんの、著書
「人を『惹きつける』話し方」
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