SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC

「コミュニケーション・デパートメント」佐藤綾子さん④

木曜日は、
「コミュニケーション・デパートメント」

今月はパフォーマンス心理学者の
佐藤綾子さんに
『1秒で好印象をつかみ取る
非言語テクニック』を伺います!

パフォーマンス心理学とは、
1979年にアメリカで生まれた
自己表現を科学する学問のこと。

今日のテーマは、
「大勢の中で好印象を残すための
非言語テクニック」

***

15メートル離れたところから、
姿勢は見えます。表情は見えなくても。
だから、姿勢が黄昏みたいな、
しょぼんとしてると目立たないですね。
姿勢をちゃんとしてること、
15メートル距離があったら。

2~3メートルまで来ると、
表情が動くんですね。
表情筋って、1分間に28秒ぐらい動いてると
生き生きした感じ、
半分ぐらい動いてると
生き生きした感じがするんですけど、
表情がずっと止まってると、
壁がそこに立ってるみたいだから、
目立たないんですよ。
表情を動かすこと姿勢を良くすること。
その辺は、まずどうしても必要ですね。

***

そして人が多数いる場のシチュエーション。
例えば面接で好意を持たれるためには?

その1番の入り口はなんだっていうと、
みんな忘れているんですけど、
関心なんですよ、関心。
コミットメントっていう英語ですけども、
関心を持つっていうのが、愛の1番の
入り口なんです。
だから、関心を持たれなければ好意は
発生しない。
ちっちゃい子は正直ですから、
トンボとか蝶々とか、飛んで動いてるの
見ると、目で追っかけてるんですよ。
でも、トンボとか蝶々が止まっちゃうと
それほど見ないの。
動きがあるっていうのは、やっぱり
人の目をキャッチするんですね。
アイキャッチーであるっていうことは、
美徳なんです。
それには、自分も動かなきゃいけないん
ですよ。
だけどグループ面接で1人だけ動いてたら
おかしいですから、
動くのは表情です、表情。
だから、何か質問されて
「どこから来たんですか?」
「何乗ってきたんですか?」っていう時に、
「はい、なになに乗ってきました!」って
いう時に、身を乗り出していうね。
それから目を見つめて言うっていう。
どこも動いてない瞬間って、
死ななきゃないですよ。
どっか動いてる、普通は。
なので動いてる方がアイキャッチーですね。

***

佐藤さんは、日本のパフォーマンス心理学の
第一人者として、現在は六本木ヒルズ隣の
ハリウッド大学で講義を行うほか、
昨年には著書
「1秒オーラ 好意はなぜ発生するのか」を
出版されています。
より詳しく知りたい方は、ぜひ手に取ってみてください。

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