SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC

「コミュニケーション・デパートメント」接客講師の筒木幸枝さん⑤

木曜日は、あなたの仕事の効率を
アップさせる診療科、
「コミュニケーション・デパートメント」の
受診日です。

2月のマンスリーコンサルタントは、
接客講師で「普通なのにまた行きたくなる『すごい接客』」
著者の筒木幸枝さん。

筒木さんは、飲食店経営を経て、接客講師になられました。
その後30年以上にわたって、大手食品メーカー、有名スーパーマーケット、地方銀行などの接客指導に従事。
長年業界の第一線で活躍されています。

筒木さんから『令和の接客に学ぶ コミュニケーション術』について教えていただきます!

最終日のテーマは、「筒木さんの接客の教訓」

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自分の人生を、今の仕事をの考え方を全く変えてくれた一人のアルバイトがいるんですね。
そのアルバイトの話を2分弱にまとめて、言いたいと思うんですが…
どういうアルバイトだったかというと、まだこの仕事をやり始めた頃に、新店舗研修というのをやらせていただいた会社があります。
飲食店だったんですけども。そこにアルバイトたち、または社員もいるんですが。こういう接客はダメよということで、グラスを持ってテーブルの上にドンと置き、ぶっきらぼうに「いらっしゃいませ、ご注文何しましょう?」と言ったんです。
私の中では100パーセントこんな接客はダメだというように言ってくれると思ってたんですね。
それが、そのアルバイトの人が「どうも思いません」って言ったんです。
もう頭の中がもうパニックで、「いや、この人どういうふうに指導したらいいのか分からなくなった」くらいに、私の中では今までの自分の自信も何もくら砕けていきました。

ですがよくよく考えると、このアルバイトの人は、非常に私に勉強させてくれたのが、“人の考え方が色々ある”ということだったんですね。
私の思い込みであったり、私の物差しを人に当てはめてはいけない。
全く真逆なのかもしれません。
“感じがいい”ということではなくて、“感じの悪い”ところをやった時に、色々と感じる人がいるんだ。
これは私にとっては、いまだに喋りたいぐらい、もう非常に財産です。
昔ははっきり言って、右向け右を向きなさいっていうような方法を、行かせていただく企業からも望まれていたんですが、お客様も参加するあの人たちも、今は本当にどんな価値観の中で、皆さんがどうしたらこうやる気になったりとか思っていただけるのかと思った時に、今本当にそのアルバイトから教わったことが非常に役に立ってます。

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