SARAYA
ENJOY! NATURAL STYLE
ナチュラルなスタイルを提案するゲスト
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2026.06.14 ON AIR
山崎佑二郎(農家/「株式会社ツチカラ」代表/「日鷲農場」代表)
30歳で農業の道へ。岡山・ワッカファームで有機農業を学んだのち、地元富山への帰郷。南砺市の伝統産業再生プロジェクト(綿・麻・絹の復興)に参画し、栃木県鹿沼市で麻の栽培から加工まで修行を積む。日本人の生活、そして精神性に不可欠であり大事に守られてきた植物であることを改めて知る。南砺市に戻り独立新規就農。日鷲農場を始める。この土地ならではの土質に合ったもの、長く愛される伝統品種、自分の好奇心をくすぐられるちょっと 変わった野菜など20品目くらいの野菜を栽培。野菜の美味しさはもちろん、食と農業が人や社会に与える豊かさを実感し、自然栽培・有機栽培農家のグループ「なんとのね」を立ち上げたり、食を中心としたお祭り「土徳祭」を企画している。“豊かなコミュニティの中心には豊かな農業がある”と信じて農業の可能性を追求中。

--- 就農に至った思いと決意 ---
「今、45歳なんですけど、農業を始めたのは30歳の時で、
それまでは東京で音楽関係の仕事をしてまして、
なかなか自分の好きなことをしていると言うよりは
お金を稼ぐために仕事をしている感覚が強くなって、
生き方とか仕事について考えるようになった時に
自分が生きていくこと自体が生業になる生き方が
ないのかと思ったのと、
当時、食に対する関心が高まっていた時期でもあり、
映画がきっかけだったんですけど、
『いのちの食べ方』というドキュメンタリー映画があって
それを観た時に食対しても自分が何をチョイスするかで
世の中は変わって行くんじゃないかっていうところから、
食べるものにもこだわるようになって行って・・・
仕事に対する考え方と食べ物に対する意識の高まりが
ちょうど重なって、農業という生き方がいいんじゃないか
ということで農家になろうという決意をしました」

--- 堆肥作りの第一人者・橋本力男さんから学んだこと ---
「この辺の土が粘土質で重たい土で、かなり痩せていて
普通に野菜がならなかったと言うのがありました。
色々教わったんですけど、土づくりの基本的な考えや
堆肥の作り方・使い方はもちろんなんですけど、
僕が橋本先生のおっしゃっていることで自分の中に
すごい響いたことは、“農業は食べ物を作るだけでなく、
環境を守っていくとか、資源を循環するとか、
色々な公共的な価値がある、公共性がある仕事だ“
ということを学んで。橋本先生がおっしゃっている言葉で
「土壌福祉」ということを初めて聞いて、
土壌も生き物であるし、地域でその土壌を豊かに
して行くとか、守って行くみたいな考え方を
初めて聞いて、やはり自分たちが生きて行く
命の源である土壌を皆んなで守って行かなければ
いけない時代に来ているんだ・・・ということを
おっしゃっていて、それは今の僕のやっていることに
繋がっているなと思ってます」

--- 今後の可能性について ---
「豊かなコミュニティの中心には“豊かな農業”があって、
その中心には“豊かな土壌”がなくてはならない
と思っていて、土壌が豊かになれば農産物や
色々なものが育まれて、そこに住む人たちが健康になって、
やがて社会全体が健康になって行くみたいな・・・」
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