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2025.08.31 ON AIR
奥多摩を“まるごと”楽しむ宿泊体験 ― 沿線まるごとホテル
今回ご紹介するのは、
沿線全体をひとつのホテルに見立てるユニークな宿泊施設「沿線まるごとホテル」です。
無人駅をフロントに、地域の方々をホテルのキャストに、古民家を客室に。
そんな発想で始まったプロジェクトは、JR東日本のスタートアッププログラムをきっかけに誕生し、
2021年から奥多摩で実証実験をスタート。
反響を得て、2025年5月に宿泊棟を含む全施設がオープンしました。
場所は「東京アドベンチャーライン」と呼ばれる、青梅駅から奥多摩駅までの13駅沿線。
古里駅と鳩ノ巣駅の間にオープンした宿泊棟は、
古民家をリノベーションした全4室のツインルームで、杉や椹を使った木の温もりある内装。
食事は「沿線ガストロノミー」と名付けられたディナーと朝食。
地域のわさびや川魚、畑で採れた野菜など、奥多摩の食材がふんだんに使われています。
さらに、かつて蔵として使われていた建物を改修した薪サウナも。
川のせせらぎを聞きながら整う時間は、ここでしか味わえない贅沢です。
このプロジェクトを担う沿線まるごと株式会社の大野達也さんは、
もともと「東京アドベンチャーライン」の運転士。
列車を運転していた頃は知り得なかった地域の人々や暮らしに触れ、
「奥多摩は東京都内でありながら、緑と水が豊かで、
古き良き里山の暮らしが残っている」と改めて感じたそうです。
都心からおよそ1時間半。登山やアクティビティはもちろん、
奥多摩ならではの“暮らしにふれる旅”を楽しんでみてはいかがでしょうか。
沿線まるごとホテル






