世界の「今」を切り取る「Emirates Airline FROM THE WORLD」
■From Las Vegas
ラスベガスの象徴といえば、大通りに輝くネオンサイン。
メインの大通りにある"WELCOME to Fabulous LAS VEGAS”のサインは、アメリカの歴史登録財にもなっていますが、今や、ネオンサインは時代と共に姿を消しつつあります。
消え行く街の象徴を保存しようと、去年グランドオープンしたネオン博物館では、先週末、初のナイトツアーがスタートし、人気を博しているようです。
これまでは、昼間のみ、予約制によるツアーで見学できるというものでしたが、やはり、ネオンは輝いていなくては!ということで、祝日により、連休となった先週金曜日に初のナイトツアーが行われたそう。
ネオンサイン衰退の背景には、巨大な塔やホテルやカジノの建物自体にユニークな形が増え、そのフォルム自体が宣伝となり、ネオンの役割が必要とされなくなってきたことや、自由自在に内容を替えられる巨大スクリーンなど、電光版技術も発展したことが挙げられます。
ラスベガス郊外にあるこのネオン博物館、伝統的なラスベガスの風景が楽しめそうです。
■From The World、From Paris
様々な自国の文化を守ろうと長年努力を続けて来たフランスですが、現在国立大学で英語による授業をカリキュラムに取り入れるかどうかの議論が巻き起こっています。
これまで19年に渡って大学で英語による授業を禁止してきたフランス。
テレビでもフランス語を基本とし、すべての海外プログラムには吹き替えがあてられ、ラジオでは一日にオンエアされる楽曲のうち、40%はフランスの音楽と決められていました。
しかし、英語を禁止してきたことで、フランスの大学は国際社会で大きな遅れをとることになり、世界23位という状況。英語の授業を取り入れることで、海外からの留学生も受け入れられ、またフランス人学生の海外での活躍も増えるという部分が利点として挙げられています。
現在、フランスでは若者の失業率が高く25%とも。
若者が海外で就職するためにも英語は必要、との観点から、英語による授業の必要性に迫られていますが、自国の文化を守ることが重要か、国際社会への進出が重要か、厳しい選択に迫られているようです。
■From Florida
アメリカ・フロリダ州にある「シーワールド」で、先週末「南極大陸・ペンギンの王国」という新しいアトラクションがオープンを迎えました。
湿気が多く、暑いフロリダで、ペンギンたちが心地よい環境を作り上げるために、飼育員たちの飽くなき努力が続けられているそう。
毎日運び込まれる氷の量は10トン!
ディズニー・ワールドやユニバーサル・オーランドなど、多くのアトラクションがあるフロリダでは最も涼しいテーマパークとなっています。







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