世界の「今」を切り取る「Emirates Airline FROM THE WORLD」
■From Amsterdam
10年以上に及ぶ改修工事に入っていたオランダのアムステルダム国立美術館の本館が、先週末、グランドオープンを迎えました。
新しくアジアのパビリオンなども開設され、オランダ最大の美術館として生まれ変わったこちら、レンブラントの「夜警」やフェルメールの「牛乳を注ぐ女」など、世界の名画が飾られる場所。
これからは、世界初の閉館日のない美術館として、朝9時から夕方5時まで、365日オープンとなる予定。
女王も参加してのグランドオープンの式典では、ファンファーレがなり、1万人のファンによる拍手、そして花火も挙げられるという盛大ぶりだったよう。
オープン当日は、ギャラリーはすし詰め状態だったようですが、それでも8000点の展示物に入場者は大満足だったよう。
すでにオンラインでは7万5000枚のチケットが販売されたそうで、今後もその人気ぶりはしばらく続きそうです。
■From Portugal
厳しい経済危機に見舞われているポルトガルですが、大々的な高級リゾートの建設計画が発表され、今後、観光産業で一目おかれる存在になるかもしれません。
先週発表されたのは、高級リゾートとして知られるアマン・グループによるリゾート建設計画。
イベリア半島初のアマンが建設される予定。
また同じく、ドイツの不動産業者と地元リゾート企業の共同開発で、高所得者向けにゴルフコースとセカンドハウス51軒が並ぶリゾートの建設計画も発表され、南部や大西洋側のエリアにはドイツ、スイス、オーストリアといった地域の
富裕層が集まることになりそう。
ポルトガルのGDPの9.5%をしめる観光業ですが、今後は、更に文化や宗教、スポーツなどの分野でも海外からの観光客を集めたいとしているポルトガル政府。
クロアチアやトルコが競争相手、としていますが、不景気で国内旅行が大きく落ち込んでいる今、ヨーロッパ各国からの観光客を集めたいようです。
■From Miami
日本でも都内でインコが野生化していたり、「えっ?」と目を疑いたくなるような意外な生物を発見すること、世界でもあるようですが、現在、マイアミ市民たちを悩ませているのが、巨大カタツムリ。
「アフリカマイマイ」という種類で、殻の長さは7〜8センチ、高さ20センチまでの大きさに成長することもあるという巨大カタツムリが毎月1000匹以上捕獲されているんだとか。
農作物が大好物で、他にも、しっくいを食べてしまうことから、建物にも影響が出たりと心配されており、また、今後、雨期に入る地域ということから更なる繁殖も心配されている状態。
移動速度も通常のカタツムリよりずっと速いというアフリカマイマイ・・・
出会ったらかなり怖いかも。。。






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