
ゲストは参宮橋にある「タルイベーカリー」の樽井勇人さん
食の道に進むきっかけとなったのは高校生の頃に見たテレビの料理番組。
高いコック帽を被ってフランス料理を作っている姿に憧れて、
卒業後、調理師の専門学校に入ったという樽井さん。
15年ほどサービスの仕事に従事したあと、“自然な物”に考えが向いたことから
自然食品店で働いていた時、パンの名店「ルヴァン」の甲田さんと出会ったことが
きっかけとなって「パン作り」の道に進まれました。
参宮橋にご自身のお店「タルイベーカリー」をオープンされて6年半ほど。
一番人気は「食パン」で、常時、30種類ほどのパンを作られています。
パン作りの“こだわり”について樽井さんは・・・
『お客さまの口に入る物をお作りしているので、自分が口にしたくない物は
絶対に入れないというのが一番です。
安全な物であるということと、そのお客さまのカラダを作っていく物なので
元気になるような食材をなるべく使いたいなと思っているのが一番ですかね。
パンを作るというよりも、“生きる物”を作っているということが前提にあります。
そして、素材になるべく手をかけないで、その素材を活かせたら・・・』。
自然派ワインが大好きという樽井さんはパンとワインを合わせて、
ゆっくり楽しめるお店をもつことが夢というお話を受けて、
野村友里曰く、「血液がワインで、肉体がパン」。




