今朝のゲストは、フォークデュオ「PoPoyans」のチェルさん
フォーク・ロックが好きだったチェルさんが最も影響を受けたアーティストは
ブリティッシュ・フォーク界伝説の女性シンガーソングライター、
ヴァシュティ・バニアン。
南北海道に位置する伊達市の海の街で生まれ育つ中、静かな雪に包まれて耳にする
彼女の歌声と音楽が本当に素晴らしく、生き方も含めて大好きだということです。
多摩美術大学で映画や写真を学んでいた時にノンさんと出会い、
ゼミの教授の勧めもあって2007年にフリーフォーク・デュオ「PoPoyans」を
結成されました。
最初に手がけたのは8ミリ・フィルムで撮影した映画で、
映画監督志望だったノンさんが脚本と監督、チェルさんが音楽と撮影を
担当されたということです。
そして、2008年にはファースト・アルバム『祝日』をリリースし
プロ・ミュージシャンとしてのキャリアをスタートされました。
お菓子作りは足かけ4年の「見習い」というチェルさん・・・
パティシエである旦那さんが2014年にご自身のお店「Merci BAKE」を
オープンするのを機に全面的にサポートするようになったということです。
お店の商品でチェルさんが一番おススメなのが
層になってクリームがサンドされている「バナナ・ケーキ」。
お店がある松陰神社商店街の近くにお住まいの
老若男女に大人気というお話でした。
ミュージシャンとお菓子屋さんという二つの職業を
並行していることについてチェルさんは・・・
『ものを作るということにおいては一緒だと思っていて、
姿勢や集中して作る瞬間の喜びはどちらもあると思います。
ただ、音楽はライブや録音に照準を合わせて向かっていく仕事だと思うんですけど、
今は毎日、ルーティーンと言いますか、決まった流れの中で動く経験は初めてで
自分の中では変わった部分で、その感覚は気持ちも落ち着きます。
これから、音楽を作るという気持ちがワ〜ッと開いた瞬間の日のことが
楽しみなんです〜』。
PoPoyans
Merci BAKE (instagram)
