今朝のゲストは、
フォトグラファーの高橋ヨーコさん。
サンフランシスコをベースに世界各国、各地の文化や生活を
写真に収めている高橋さんですが、
カメラを手にされたきっかけは意外にも
「黒くて四角くてボタンやスイッチがいっぱい付いているもの」が好きだったから。
ローディーになりたくてライブハウスでアルバイトしていたところ
男子だという理由だけで後から入ってきた後輩に先を越され、
その現場で一緒に働いていた照明担当の人に
「カメラマンになればいいじゃん」と言われたことがきっかけで
写真の世界に入ったということです。
2010年、生活の拠点を米ベイエリアへ移し
現在はサンフランシスコをベースに活躍されていますが、
とにかく、「移動」することが大好きで自宅を留守にすることが多いとか。
今年7月に出版された新しい作品集『WHITE LAND』は
「極寒」をテーマに世界各地の雪の風景を集めたもの。
サンフランシスコは四季がなく、一年中、秋のような季節のため
とても寒い所や暑い所に行かなければという気分になるそうで、
24年前に訪れた旧ソビエトのシベリアから
最後に足を運んだ北海道・留萌まで、「極寒」の写真が収められています。
「極地」での撮影を続けている高橋さんですが、
そこに求めるものについて・・・
『見たことないものを見たいんだろうなぁ〜 きっと。
この向こうに何があるの？ という感情。
見えた時、これだったんだ！ではないけど、
よし！ 来たね〜みたいな感じ(笑)』。
8月31日から始まる写真展『SANDY HEAT, WHITE LAND』では
最新作品集『WHITE LAND』と同じテーマの「白い雪の景色」と
アメリカの砂漠で撮影した「熱い砂の景色」の写真が展示されます。
SANDY HEAT, WHITE LAND
YOKO TAKAHASHI website
