
今朝のゲストは、中野にある老舗の甘味処「梅屋」の店主、岡村百子さん。
「梅屋」のオープンは昭和31年。
あの有名な、中野のアーケード街ができる前から営業されています!
最近ではアニメ文化の街として
国内外から注目を集めるようになった中野。
日々変わっていく町並みのなか、60年以上愛され続けるお店です。
岡村さんの食の原体験は、そんなお店を中心に培われました。
小さい頃から梅屋が居場所。
まかないをアルバイトの方と一緒に食べたり、
街のご飯をひとりで食べて歩いたり。
「梅屋のももちゃん」と親しまれていたそう。
物心つく前からお店をお手伝いしていた岡村さん。
お父様が病にかかり、当時の就職先を離れ、お店の後を継ぎました。
「この店にくるとホッとする、と言われたり、
家族が頑張っている姿を観ていたので、
私の代くらいは、続けても良いかなって思ったんです。」
代は変われど、変わらない味。
お店の看板メニューのお稲荷さんは、お祖母様直伝の味。
懐かしさを感じさせる、甘すぎず、物足りなさを感じさせない。
いまでも「おばあちゃんのお稲荷さん」として
お客さんに喜ばれています。
古きと新しきが混在する街、中野。
ある人には新しい、ある人には懐かしい、、、
そんな味をぜひ「梅屋」でお試しを♪





