SUNRISE FUNRISE SUNDAY 6:00am-9:00am RADIO PROGRAM NAVIGATOR レイチェル・チャン

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FUTURE DESIGNERS

暮らしにヒントをくれる人にフォーカスする20分

2018.11.11

シンガーソングライター、文筆家、寺尾紗穂さん

寺尾紗穂さん、あだち麗三郎さん、伊賀航さんによる
冬にわかれて のファーストアルバム『なんにもいらない』。
冬にわかれて、というのは、冬に誰かとお別れをした、という意味ではなく、
冬という季節に別れを告げる、という意味。
作家・尾崎翠さんの詩、
冬にわかれて私の春を生きなければならない、から取られています。
知り合いの音楽ライターさんの死もひとつのきっかけだった、というお話でした。

本も出ています、タイトルは、「彗星の孤独」。
実は、亡くなられたお父様が歌ってほしい、と伝えた曲が
寺尾紗穂さんの「ねえ、彗星」。お父様とのこと、そして、
音楽ライターさんのことを考え、「人は孤独だけど、
いろんな人とちょっとずつ交わりながら思い出をつくって生きていくんだと
思う」 そんなお話をいただきました。

寺尾紗穂さんのFuture Designは、
「ひとりで誕生日を過ごす人を減らしたい。一緒に暮らすまでいかなくても
ゆるやかにつながることができる場所をつくっていけたら理想的だと思います。
月に何回か<おつかれさま夕飯会>をやっているという人がいます。
何のつながりがなくても誰かと一緒にご飯が食べたい、という人たちが
集まって食べて話して、、、というゆるやかなつながりの場。
そういう場所があってもいいのでは?」
あたたかく、素敵なFuture Design、いただきました。
ぜひ、寺尾さんの文章、そして、寺尾さんの音楽に耳を傾けてください。

冬にわかれては、ライヴがあります。
11/30(金)、会場は、吉祥寺 STAR PINE’S CAFÉ
SAHO TERAO WEB

そして、本のほうでは、11/14(水)夜、
代官山蔦屋書店で トークイベントがあります。
タイトルは、「孤独と、人と一緒にいることの意味について」
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