
会議通訳者の長井鞠子さんにお話をうかがいました。
サミットをはじめとする数々の国際会議やシンポジウムの同時通訳を
担当、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの招致活動でも
通訳を務められた長井さんに、通訳の極意、教えていただきました。
「すべてのことに興味を持つ、常に追いかける。
これが頭のどこかに入っていて通訳の際に役に立つ。
そして、厳しい言葉を糧にしてきた」...というお話が印象的でした。
サミットも、市井の人同士の会話も、
「言語と言語の橋渡し。そして、ニュアンスまで、人柄まで訳したい」。
人と人をつなぐことへの想いが伝わってくる言葉の数々、いただきました。
長井さんのFuture Designは、、、
「Diversity、Inclusion、そして、Global。
多様性と、さまざまな違いを認めること、
そして、多様な人、世界の人とGlobalに交流すること。
言葉の壁があって、なかなか面倒な面もあるけれど、
相手の言うことに耳を傾ける。
そんな世の中になってほしい」
興味をお持ちになった方、長井鞠子さんは、
『伝える極意』という本も出されていて
これまでのお仕事について詳しく書かれています。
こちらもぜひご覧ください。

