
2018.10.4
気になるニュースの裏側から光を当てるBEHIND THE SCENE
今日は、『家族会議のすすめ』の著者でフリーライターの玉居子 泰子さんをお迎えして、家族会議に注目したきっかけや取材から見えてくる家族の「本音」に迫りました。
家族会議に注目したきっかけは、ご自身のお子さんが小学校へ進学した頃から学校であった出来事をあまり家庭内で話さなくなったことがきっかけとのこと。
「家族会議」という形式を取ることによって、普段の会話とは少し気分が変わるため相手の話をしっかり聞けるようになるそうです。
会議の進行の仕方は家庭によってまちまちなものの、紙やホワイトボードなどに書き起こしたり進行役を立てたり、テーマについて会話するというまさに会議形式の進行をすることが多いようです。
玉居子さんのお子さんのケースでは、始めのうちはやはり言いたいことや報告を「なし」と書いていたそう。
しかし、回を重ねる中で「会議では言いたいことを言っても怒られない」という気付きを得てから少しずつ発信してくれるようになったそうです。
家族会議のコツはテーマを親目線ではなく子ども目線で設定すること、子どもの興味の向く方向にテーマを設定すること。
そして会議中は話の途中で遮ったり怒ったりせず、まず意見を聞く姿勢を大切にすることで継続して会議をすることができるとのことでした。