医療福祉工学とメカトロニクスを駆使

気になるニュースの裏側から光を当てる 「BEHIND THE SCENE」

7月と8月のJ-WAVEは、SUMMER SPECIALとして、
「東京」のヒト・モノ・コト・場所などの「資産」…
つまり「宝」となるような魅力を掘り起こしてご紹介しています。
そこで「STEP ONE」では、ジャンルを問わず、
東京を拠点に頑張っている若き才能にスポットを当てて、活動の舞台裏を伺っています!

今日ご登場いただいたのは、メカトロニクスエンジニアの若き才能、小笠原設計事務所・代表、小笠原佑樹(おがさわら・ゆうき)さん。

活動としては専門領域である医療福祉工学とメカトロニクスを活用した問題解決や特に最近は大衆の為のものづくりではなく、目の前にいる誰かの"嬉しい"を作れるクリエイターとして電動義手などの開発を実際の上肢障がいの方と一緒に行っているそうです。

中でも昨年度,「Claffin」という電動義手を開発されていて、実は既存の義手は人の手と同じことができるように設計されているそうなんですが、実は実際に片手が無い人も日常の90%のことは片手で出来てしまうそうなんです。
なので、当事者の方にとって便利な義手っていうのは本来の手と同じことができるような数百万もする高価な義手じゃなくて、片手をサポートしてくれたり、片手では出来ない特殊な作業をアシストしてくれる義手だそうで、「Claffin」はそういった当事者の生の声を最大限反映させて作りられたそうです。

小笠原さんの将来の目標としては問題を抱えている人と同じ目線で、その人たちが本当に必要としているものをデザインして、より多くの人の嬉しいを作っていきたいそうです。
素敵な考えをお持ちの方ですので是非活躍をチェックしてください。



小笠原さんのオフィシャルサイト


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