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昨年末の制度改定で iDeCoはどう変わったのか?老後資金対策

今日は、元東京国税局職員でマネーライター
小林 義崇さんにご出演いただきました!

『【重要】2025年に変わる「お金のこと」』
https://newspicks.com/news/11085571/body/

記事では、4つの制度変更について、
取り上げています

・1つは、仕事と年収について…
103万円の壁が123万円に

・もう1つは、資産形成について…
iDeCo、企業型DCの掛け金引き上げ

・そして医療費について…
高額療養費の負担上限を引き上げ

・さらに、出産子育て支援として、
新たに始まる制度についても

・また2025年は、値上げ、賃上げ、
利上げ、3つの“上げ”が日本経済に徐々に、
定着する年になるだろう、
ということも言われています

●iDeCoや企業DC、
実際利用している方も多いかと思いますが…
改めて、それぞれどんなものなのか、
簡単に教えていただけますか?

・iDeCo(個人型確定拠出年金)
…公的年金とは別に老後資金を
積み立てることができる私的年金制度

・企業DC(企業型確定拠出年金)
…企業が従業員の年金口座に
掛金を積み立て、従業員が運用する制度。
退職金制度の一部として実施されるほか、
老後資金の積立に向けた
福利厚生制度として活用されている。

・サラリーマンの方は、併用するケースも

●今回の制度変更について
ネット上では“iDeCo改悪”なんて声も
聞かれますが、どの辺が
改悪と思われているのでしょう?

・つみたてたお金を受け取る際の
課税制度が変わった

・現状のルールでは、
積み立てたiDeCoを60歳でもらい、
65歳で企業などの退職金を
「5年を空けて」もらう形であれば、
退職所得控除を受けられる。

・しかし、今回の税制改正大綱で、
「5年を空ける」から
「10年を空ける」ことに変えられた。

・これにより「iDeCoを先にもらい
5年後に退職金をもらう」という方法が
事実上防がれ、「10年」に延長された形となった。

●これによって影響を受ける方、
例えばどんな方になるのでしょう?

・実は、もともと退職金の金額が、
控除の枠に余裕のある方は、
iDeCoと退職金、同時に受け取っても
税金が変わらない可能性も。

・なので影響受ける方としては…
高所得の方、経営者の方など。
退職金と並行して受け取る際に、
かかる税金が多くなる可能性がある。
対策として、タイミングをずらすなど、
計画的に受け取る必要

・iDeCo以外にも資産形成、
老後資金対策に使える制度は、
たくさんあるので
総合的に見て判断していくべき

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