SAISON CARD ON THE EDGE

3Kと呼ばれた漁業を 将来就きたい職業へ!その仕掛けとは?

今日は、
Yahoo! JAPAN SDGs 編集長で
FISHERMAN JAPAN Co-Founder
長谷川 琢也さんにご登場頂きました。

『石巻で高校生が水産加工業アルバイト体験』
https://newspicks.com/news/9841293

FISHERMAN JAPANが行う
取り組み「すギョイバイト」を取材した記事。

「すギョイバイト」とは…
宮城県石巻市で地元の高校生たちに
アルバイト体験で現場の作業を
手伝ってもらうプロジェクト。

蒸しダコを選別する作業、
めかぶの作業、かきの殻むき など

楽しく仕事を知り、
お金を稼ぎ、美味しい魚を食べる
経験の場となっています。

●「すギョイバイト」を企画した
背景、どんなことがありますか?

→漁業は「きつい・危険・汚い(3K)」
と言われ、不人気な職業、
親が子どもに、
やらせたくない職業とされてきた。
これがきっかけして、後継者不足に。

これまでは、コミュニティ外から
漁業に興味のある若者をマッチングする形で
アプローチしてきたが、ある時
「地元民がやりたくない職業を
外から来た人にやらせるって
どうなの?持続可能じゃない!」
という考えに。

漁業を、子どもやその親が、
なりたい/ならせたい職業にする
取り組みの1つとして
「すギョイバイト」がスタート。

●漁業や水産業は、私達の
食卓を支える大切なお仕事ですよね。
しかし一方で、いままさに
漁業や水産業に従事する親でさえも、
子どもにはやらせたくないと思っている…
3Kと呼ばれた状況は、
今も変わらないのでしょうか?

→実は漁業はお金になる!

だから逆に
「キツくてもお金になるからいい」
で、3Kそのまま 機械化、
DXしないままここまで来てしまった。

漁業の魅力を伝える取り組みはもちろん、
なりたくない/ならせたくない、
と思われる原因を変える取り組みも必要!

●漁業水産業を子どもたちやその親が
なりたい職業/ならせたい職業に変えるために、
更にどんなアプローチが必要だと思いますか?

→・漁業を新3K
「カッコいい、稼げる、革新的」
にするため活動中です。

●「キツイけどこのままでいい!」
と続けてきた形を変えるのには、
ハードルもあるのでは…?
実際に関わってきた中で、
どう感じていますか?

→ 時代の流れというものを
正しく理解していただくことが大切。

「自分の子どもや孫のことを
考えてどうですか?」と、
一緒に活動していくと、
お話も分かってもらえたり、
若い人たちの声をその場で
実際に伝えることで、変わってくる部分も。

●現場を知る長谷川さんが、
実際に知ってもらいたい漁業や、
水産業の魅力とは?

→・漁師になりたい理由として、
「自然の中で働きたい」

・最後の狩猟民族…
「命をリアルに感じながら生きる生き方」

・かっこいい、稼げる…在庫リスクなし

・美味しい

●漁業や水産業を、
子どもたちやその親がなりたい職業/
ならせたい職業にするために
長谷川さんが次に
仕掛けたいことを教えてください!

→持続可能なものにする…
すべて繋がっているので。
漁師についてだけでなく、
生き物の研究、海の栄養の話、
漁師への教育、海藻を増やす、販路開拓なども

詳細、もう一度聴きたい! という方は
こちらから

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