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2018.3.10 Sat.

第102回 女優、田中麗奈さん

女優の田中麗奈さんをお迎えしました。

田中麗奈 OFFICIAL WEBSITE

1998年 映画『がんばっていきまっしょい』で主演デビュー。
「なっちゃん」の初代CMイメージキャラクターとして注目され、
映画、ドラマ、舞台を中心にご活躍です!

休日の午前中は、中国語レッスンや日舞など、
習い事をして過ごすというアクティブな田中さん。

現在主演映画「おもてなし」が、有楽町スバル座他で、全国公開中です。
こちらは、日本と台湾の合作映画で、
田中麗奈さんとワン・ポーチエさんのW主演の作品です。

「中国語自体は、ずいぶん前から習っていたんですが、5年ほどブランクが空いて、
 今回この作品と出会って、お勉強を再開しました。
 日常会話くらいは大丈夫ですね。ワン・ポーチエさんと雑談するときは中国語で、
 もっと込み入った話をするときは、通訳さんを入れてました。
 難しかったのは、監督の話す中国後のニュアンスと、
 通訳さんの日本語のニュアンスとの違いで、戸惑うこともありましたね。」


映画『おもてなし』では、"相手を思う心"を演じている田中さんも
改めて感じた作品になったそうです。
「作品の中で印象的だったシーンは、琵琶湖ですね。
 後半、ワン・ポーチエさんと暗い中琵琶湖を見つめるんですけど。
 マリエさんがお好きだって言ってくれた、餃子を食べて泣くシーンは、
 何かを話すわけじゃないけど、文化交流になってますよね。」

監督のこだわりが詰まった選曲なので、劇中音楽も注目です。

劇中でも描かれる"おもてなし"として、
田中さんはプライベートで茶道も嗜まれています。
きっかけは、20代前半で中国出身の役者さんたちと共演した事だったで...
「当時、俳優になるスタンダードコースとして、芸能学校で色々学ぶんです。
 なので、自分たちの国の芸事身につけられているんです。
 踊りだったり、所作、楽器も。私はその時身体1つで行ったので、
 ”自然体って頼りないな” ”私は日本人の俳優といえるのかな"って思ったんです。
 それでまずは、茶道から始めましたね。」

最初は戸惑いも多かったそうですが、徐々に1つ1つの所作に
"お道具を傷つけない" ”美しく見せる” "お客様へのおもてなし"など
様々な理由がある事を知り学ぶことができました、と田中さん。

そんな田中さんの明日を美しくするヒントは..
「冷え性なので、寝る時に首に巻物をして、湯たんぽもって、
 寝るようの靴下履いて、、、可愛くない、もこもこした格好で寝てますね(笑)」


素敵なお時間、ありがとうございました!