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2018.7.14 Sat.

第120回 ギャラリスト:小山登美夫さん

奈良美智さんや村上隆さんをはじめとする、
国内外の人気アーティストをプロデュースされてきた、
ギャラリスト:小山登美夫さんをお迎えしました。

Tomio Koyama Gallery 小山登美夫ギャラリー

特集:中園孔二展 外縁-見てみたかった景色


「ギャラリストは、通常のアートディーラーではなく、
 ギャラリーを持ち、展示という表現を通して、アーティストを濃く紹介していく仕事ですね。
 1996年にギャラリーを開けたんですけど、その前から、
 奈良美智さんや村上隆さんと交流がありました。」


もともと東京芸術大学で、美術史を専攻していたという小山さん。
学外での活動も盛んに行っていたところ、
油絵科など、作品を生み出す人たちとの交流が自然と多くなったのだとか。
先輩からの紹介で、ギャラリーの手伝いをするようになったそう。
その当時、ミーハー心で、横尾忠則さんの制作を手伝うことになったのだそう。

「横尾さんの展覧会の制作をやって、一緒に味噌ラーメンを
 地下の制作室で出前とって食べてたんだよね(笑)
 やっぱり、アーティストと近くて、一番それが面白いんです。」


現在では、SNSでのアートが拡散していく現象もあり、
小山さんがギャラリーで勉強を始めたという当時とは、また違った広がりのあるアートの世界。

国内外ではアートの捉え方が少々異なるそうで、、、
日本では、有名であるアーティストが注目されがちで、
海外では"個人の目"でアートを見極め、作品を購入してく人が多い、のだとか。


いままでも数々のアーティストを見てきた小山さんが
現在オススメする展覧会は...

本日から横須賀美術館でスタートする、『 中園孔二 外縁 - 見てみたかった景色』。

「三年前に25歳で亡くなったアーティストなんですけど、
 18歳から活動して、作品を数作ることが大事だった彼は、
 生涯500点ほど作っていて、その50作品が展覧会に集まっています。
 横須賀美術館は、海の目の前にあって、天井高11mぐらいで、すべて自然光。
 夏もきれいな美術館です。」


"デジタルプリミティブ世代"と呼ばれる、
空間ではない世界の捉え方をしていてデジタルは入ってきた世代のアートなのだそう。
2mを超える大きさのものもあり、見ごたえ、迫力抜群です!

『 中園孔二 外縁 - 見てみたかった景色』は、本日スタートで、9月30日までとなっています。
この夏見逃せない展覧会の1つです。

特集:中園孔二展 外縁-見てみたかった景色

アートへの造詣が深い小山さんは、ご自宅にも、
国内外数多くのアーティストの作品を取り入れていらっしゃいます。
スタジオでは実際に写真を見せてくださいました。

そんな小山さんの明日を美しくするヒントは...
「くよくよしないで、ポジティブに考えて。
 次につながることを考えるようにしていく事、かな?
 仕事の事も、アーテイストの事も。難しいですけどね!(笑)」


素敵なお話、ありがとうございました!