COME ACROSS TOKYO
TOKYOという街で今起きている様々な変化をキャッチ!
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音楽との新しい出会い方を提案『Vegetable Corporation』@元浅草
TOKYOの街で起きている変化をキャッチ!
街に出かけたくなるような情報を集めます。
今回は、音楽との新しい出会い方ができる
『Vegetable Corporation』 をご紹介。
▼Vegetable Corporation - Vegetable Record
お話は、音楽レーベル『Vegetable Record』 を主宰する、三上僚太さんです。
「 2、3年前くらいに、『Vegetable Record』というレーベルを、
僕と林で一緒に始めているんです。
もともと僕と林がミュージシャンが、アップルミュージックとか、Spotifyとかで
配信したりして作品を作っていたんですけど。
なんかもっと、『新しい音楽の楽しみ方、価値観』を作っていきたいな、
と思っていたんです。
そしたら、友達とか知り合いが、コーヒー屋やビール屋が始めていたのもあって、
じゃあ、CDじゃなくてもいいんじゃないかってことで、
“音楽付きのコーヒー豆”と “音楽付きのビール” を、2017年の元旦に出しました。」
そんな「〇〇付きの音楽」を販売する店舗として、
2017年9月から、浅草に 『Vegetable Corporation』 を始めたんだとか。
最近は、店舗の中にアトリエスペースや物販スペースも作り、
皆で話せるようなコミュニティースペースとしても活用中。
いろんな人とのつながりで生み出されている、『音楽付き〇〇』 。
確かに、CDやカセットなど、決まったメディアでなくても本当は良いはずですし、
配信で ただ音楽を届けるよりも、『音楽付き〇〇』なら、味や香りも一緒に届いて、
より作品に込めた思いが伝わりやすいのかもしれません…すごい発想!
「あとは最近出したのは、架空の酒屋、
『あおにさい酒店』っていうのをやってる人がいて、
工藤葵さんっていう方が1人でやっている活動名なんですけど。
その子が “ビールと遊ぶきっかけを作る”というのをコンセプトにしていて、
その子自体はお店を持ってないんですけど、
いろんなイベント会場やこういうお店を間借りして
“ビールとカルチャーを結びつける”という活動をしているので、
その人とコラボレーションをしました。
CDのパッケージに見立てた、プラスチックケースに入れているんですけど、
歌詞カードに見立てた冊子の中に、歌詞が入っているのではなく、
“ビールとロマンス”をテーマに、7人の文筆家や音楽家のエッセイがあって、
僕たちは同じテーマで文ではなく、QRコードで音楽をつけました。
CDは入ってなくてコードが貼ってある、という仕掛けになっています。」
10月28日まで、店舗で展示をみることもできます。
『Vegetable Corporation』 は、午後3時から、11時までの営業で、
お休みは、公式インスタグラムをご覧ください。
来週は、24日、水曜日がお休みの予定だそうです。
みなさんもぜひお出かけして、
音楽との新しい出会い方、してみてはいかがでしょうか?