
4月に新刊『てんまる 日本語に革命をもたらした句読点(PHP新書)』を発売!
もともと、「音読」の文化だった日本には、必要がなかった句読点。
しかし、明治時代になると、音読から書く文化へと移行したことを転機に、句読点が誕生します。
日本に句読点がもたらされたのは、ヨーロッパからの影響によるのだとか。
ヨーロッパではルネッサンス以降、鍵括弧(「」)や、ダブルクオーテーションマーク(“”)などが出現。
日本でも、『解体新書』など海外の文献が翻訳されてもたらされたことで、
そういった記号が伝わり、句読点が生まれたといいます。
『てんまる』では、句読点がなかった時代の読み物の例として『源氏物語』について書かれたページも。
文章のリズムが部分ごとに違うことから、
実は紫式部がひとりで書いたのでないことが分かっているのだそうです。
さらに、「小学館以外の漫画のセリフには、一切句読点が出てこない」というお話も。
詳しくは、radikoタイムフリーをチェック!
山口謠司さんの最新刊
『てんまる 日本語に革命をもたらした句読点』
は、PHP新書より発売中!
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85182-2