DAIWA HOUSE Secret Notes

2021/03/03

タンゴ・ヌエボ アストル・ピアソラ-3-

来週、生誕100周年を迎える、
作曲家、バンドネオン奏者・・・

M FRACANAPA / ASTOR PIAZZOLLA    

1921年3月11日、アルゼンチンに生まれた、アストル・ピアソラ。
4歳のとき、家族はニューヨークへ移住。
ピアノを学び、やがて8歳のときにバンドネオンを手に取ります。

異国ニューヨークにいながら、自分のルーツ、
アルゼンチンの世界に引き寄せられて・・・と思いきや、
インタビューでピアソラは、
「子供の頃は、アルゼンチンの伝統音楽やタンゴには、
 あまり興味がなかった」・・・と語っています。

バンドネオンを練習し、弾いてはいましたが、
少年ピアソラが夢中になっていたのは、
アメリカのジャズやロックでした。

10代半ば、祖国アルゼンチンに帰ると、
ピアソラは、父親が営むレストランで、
バンドネオンを演奏します。
その後、当時「最先端のタンゴ」とも言われた
人気の楽団に参加し、しだいに、
バンドネオン奏者としてのピアソラは、名を知られていきます。

その後、自分の楽団を結成、
アルゼンチン・タンゴを追求しますが、
一方で、アルゼンチン・タンゴの世界には、様々な制約や、
独特の作法のようなものがあり、次第に息苦しくなっていきます。

ピアソラは自分の楽団を解散。その後しばらくすると、
クラシック音楽を本格的に学ぶため、フランスへと渡りました。
パリに暮らし、クラシック音楽のピアノと作曲を学びますが、
ある出来事が、彼を再び故郷へ、
アルゼンチン・タンゴの世界へと引き戻します・・・

西村由紀江 (ピアニスト/作曲家)

幼少より音楽の才能を認められ、ヨーロッパ、アメリカ、東南アジ ア諸国への演奏旅行に参加し、絶賛を博す。
桐朋学園大学ピアノ科に入学と同時にデビュー。
年間60本を超えるコンサートで、全国各地を訪れる傍ら、ライフワークとして「学校コンサート」や「病院コンサート」も行っている。

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