
国内でも珍しい、ワインやシャンパンのコルクを使ってヒトガタの彫刻をつくり続けているアーティスト、マツバラリエさんの作品展が開催中!
もともとイラストレーターだというマツバラリエさん。
林真理子さんの「私のこと、好きだった?」という文庫本の表紙の絵を描かれていたり、大人の絵本も多数手掛けてらっしゃいます。
今も、イラストレーターのお仕事は続けてらっしゃいますが、どちらかというと、コルクの作品を作っていることの方が多いそう。コルクを、彫刻のように彫ったり、削ったりして、温かみのあるヒトガタ作品を作っています。
一体一体同じものはなく、60体ほど展示されていますが、面白いのは、そのすべてが、重さ21gになっていること。
アメリカの医師ダンカン・マクドゥーガル(1866-1921)によると、この21gという重さは人間の「魂」の重さ。
「目に見えない“魂”という存在を具象化して、しかも手に取って鑑賞できるというのは面白い表現ではないか」そんな思いで開催されています。
ギャラリーの中は、心地よい音楽とともに、いい香りもして、五感で世界観を楽しめるような作品展になっています。
◆マツバラリエ 21g◆
<会場>Galerie Wa2 ギャルリーワッツ
<所在地>港区南青山 5-4-44 ラポール南青山 103号
<会期>11月/11日(日)〜11月17日(土)12時〜19時
*最終日は17時まで
https://www.wa2.jp/exhibition-2018-11/