
長野の蓼科高原から、この夏、東京にお引越ししてきた美術館、「マリー・ローランサン美術館」。
20世紀前半、パリで活躍した女性画家、マリーローランサン。
ピカソやジョルジュ・ブラック、アンリ・マチスなど、強烈な個性を持つ天才画家たちが集まっていたモンマルトルの丘のアトリエでたったひとりの女性画家としてキャリアをスタートさせ、彼らとともに切磋琢磨の日々を送り、のちに、彼らと同じ位、画家として大成功したアーティストです。
現在は、再オープンを記念して回顧展を開催中!ローランサンが画学生だった頃から、最晩年まで、彼女の人生を辿るように、代表的な油彩画を展示しています。
まるで水彩画にも見えるほど軽やかで繊細な絵は、最後まで、女性らしい感性を大事に、エレガンスさを追い求めたローランサンならではの魅力。ぜひ間近でご覧になってみてください。
◆マリー・ローランサン美術館◆
<住所>東京都千代田区紀尾井町4-1
ホテルニューオータニ・ガーデンコート6F
<電話>03-6261-6245
http://marielaurencin.jp/
画像
(C)マリー・ローランサン美術館
マリー・ローランサン<私の肖像>
1924年
油彩・カンヴァス