
ミュシャといえば、先日まで、
国立新美術館で規模の大きな展覧会が開催されていましたが、
現在、伊藤忠青山アートスクエアの展覧会でも、
100数点の作品が展示されています。
アルフォンス・ミュシャは、1860年、
現在のチェコに生まれ、
19世紀末に活躍した画家でありデザイナーです。
淡い色彩。美しい髪飾りに、たなびく衣装。
柔らかい曲線で描かれた女神たち。
ミュシャ独特のスタイルで、多くのファンを虜にしています。
会場にはデザイナーとしてのミュシャの作品も沢山見ることができます。
・リゾート地を宣伝するポスター
・レストランのメニュー
・カレンダー
・お菓子のパッケージ
・香水ボトルのラベル
まさに民衆のためのデザイン。
また、チェコへの愛、という点においては、
今回の展示作品の中にある「ハート」がカギ。
チェコの国の樹でもある「菩提樹」の葉はハート型。
幼いころから菩提樹の葉を見て育ったミュシャは、
その作品の中に、多くのハートのモチーフを描いています。
FEEL THE Mucha HEART -民衆のための芸術(デザイン)とチェコへの愛-
会場は伊藤忠青山アートスクエア。入場料は無料。
会期は7月2日日曜日まで。
毎日午前11時から午後7時までオープンしています。
伊藤忠アートスクエアのページ