あさって6月23日は、沖縄「慰霊の日」。
1945年、太平洋戦争の末期、地上戦が繰り広げられ、
10万人もの民間人が犠牲となった「沖縄戦」が事実上終結した日。
沖縄では犠牲者の霊を慰める日として公休日となっています。

終戦後、日本はアメリカ軍を中心とする連合軍に占領されました。
それから7年後、1951年サンフランシスコ講和条約の締結で、
日本は主権を回復しましたが…「沖縄」は日本から切り離され、
アメリカが統治。事実上、植民地状態が続きました。

そして1972年、ようやく実現した沖縄返還。
その交渉の舞台裏を描いた映画が今月末、公開されます。
今夜は、映画「返還交渉人　いつか、沖縄を取り戻す」の原案者、
NHK報道局のチーフディレクター宮川徹志さんをお迎えして・・・
交渉の舞台裏についてお話を伺いながら、いまなお続く、
沖縄の基地負担をどうしたら解消できるのか？考えます。