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時代の気になるキーワードを解説

「慰留ハラスメントが起きそうなブラック企業に入らないためには? その見分け方」

まずその会社に入る前になるべく多くの正確な情報を
得るということが重要だと思うんですね。
退職代行のお客様の中で入社してすぐにもう耐えられないから
辞めたいとご相談を受ける時に履歴書に傷がつくみたいなことを
すごくご心配されるんですね。
やっぱり入ってから辞めるよりは入る前に入社を取り消すほうがはるかに楽なので、
まずは入社する前になるべく多くの情報を得る。
それは例えば公式な情報であれば会社側から雇用契約書ですとか労働条件通知書、
これは法律上出さなければいけないものですので、
それをもらって労働条件を確認する。後は内部の方に非公式な飲み会などを
開いてもらってお話を伺う。後は例えば従業員側から
裁判を起こされた会社は判決の名前に◯◯株式会社事件みたいに
載ってしまう事があるので、会社の名前で調べてみて、
例えば労働問題の裁判例などが出てくると気を付けた方がいいかもしれませんね。
あと女性の場合、採用面接の時に結婚の予定や出産の予定を聞かれる事が
私もありまして、そういう事は聞いてはいけない事なので、
そういうことを聞いてくるという事は結婚して子供を産む事をマイナスに
捉えられるかもしれないので、面接時にそういった事を
聞く会社は気を付けた方がいいかもしれませんね。
一つは本当のところの労働条件を聞くというのか重要だと思います。
例えばキチンと残業代が払われるかとか、実際残業時間はどれくらいなのか、
雇用条件通知書では残業10時間程度と書かれていたけれど実際には
もっと多く残業してるかもしれないのでよく調べてみると。
あと抽象的な表現になりますが、職場のカルチャーや雰囲気なども
聞いてみるといいと思いますね。離職率や離職のスピードなども
中々公にならないので聞けるようであれば聞いた方がいいです。
やはり入ってしまうと辞めるのは大変なので入る前にきちんと見極めるのが
重要かと思います。

選んでください。