今回ご紹介するのは、梅酒カクテル専門店『The CHOYA 銀座BAR』。お話を伺ったのは、チョーヤ梅酒株式会社 企画広報推進部の坂本昌也さんです。
まず驚くのは、梅酒カクテルのバリエーション。なんと100種類以上。家庭では「ロック」「ソーダ割り」が定番ですが、このお店はそこから一歩先へ。ジンやウォッカでキリッと仕上げたカクテル、果物を合わせた軽やかな一杯、甘口からドライまで幅広い味わいが勢揃いしています。人気ナンバーワンは、ソーダとトニックで割った「The CHOYA ソニック」。凍らせた梅の実が入っていて、涼しげな見た目も好評なんだとか。
そして、CHOYAがこだわるのは“質量重”。梅の品質はもちろん、使用する梅の量がとにかく多い。家庭の梅酒より約1.5倍もの梅を漬け込む製法で、ラベルにも堂々とその量を明記。濃厚で高品質な梅酒を提供するという、CHOYAの自信が伺えます。
そんな本格バーで、意外にも大人気なのが【梅づくしアフタヌーンティー&ハイティー】。バーでアフタヌーンティー?と不思議に思うかもしれませんが、平日は16時〜、土日は13時〜営業しているため、「昼飲み&スイーツ」を楽しむお客さんが増え、気づけば定番に。
女性のグループはもちろん、一人でカウンターで楽しむ女性、そして男性客も多いそう。60席という広さもあり、使い方は自由自在。しかもアフタヌーンティーは梅酒カクテル飲み放題という、梅好きには夢のようなプランです。
さらに、お店のこだわりはスイーツにも及びます。今回紹介してもらったのは、和菓子「梅桃乃羊羹 星空と月あかり」。
「バーで羊羹?」と思った方、これが本気の仕上がり。梅の親戚である桃を使った白い層に、バタフライピーの青が美しい“星空”の層を重ね、金箔がきらり。添えられた完熟梅の甘露煮がアクセントになっています。
さらにユニークなのが、味変シロップ。濃厚な甘さの「うめいちご」、酸味が立つ「しごくの梅」、すっきり爽やかな「梅ミルク」の3種類を後がけでき、スイーツなのに“飲み比べ”のような体験ができるんです。見た目のインパクトも抜群で、海外のお客さんにも好評とのこと。
そして、ホリデーシーズンにぜひ試したいのが【至福の梅づくしディナーコース】。価格は1万円と一見リッチ。でも内容を見ると納得。なんと、150分の飲み放題付きで、普段は飲み放題に含まれないプレミアム梅酒まで好きなだけ楽しめるのです。未発売の梅酒、金箔入り、5年以上熟成、フレンチオーク樽熟成など、希少な梅酒がずらり。バーテンダーが手をかけたカクテルもオーダーできます。
食事も本格的で、前菜・揚げ物・魚料理・肉料理・デザートまでしっかり。「お腹いっぱいで大満足」という声が多いそう。普段スーパーでは見かけないCHOYAの梅酒を堪能できるうえ、カクテルも飲み放題。梅酒の世界にどっぷり浸れる贅沢な夜になりそうです。
