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CHOYA NATURAL BEAUTY

Oct 24 2025

IBARAKI senseの干し芋

東京・銀座の並木通りにある茨城県のアンテナショップ『IBARAKI sense(イバラキセンス)』。洗練された街並みにありながら、店内に一歩入るとどこか温もりを感じる空間が広がります。ここでは、茨城県の“センスある逸品”を紹介しており、納豆やメロン、干し芋、栗など、日本一の生産量を誇る特産品がずらり。今回は、店長の宮﨑実奈子さんに、秋のおすすめを中心にお話を伺いました。

「茨城は“日本一”が多い県なんですよ。特に今の季節は栗がおすすめです」と宮﨑さん。中でも有名なのが、笠間産の栗。栗栽培に適した気候の笠間では、粒が大きく味の濃い栗が収穫されます。『IBARAKI sense』では、この笠間の栗を使った「渋皮煮」や「むき和栗」が大人気。
「まずびっくりするのがその大きさ。ゴロッとした栗が丸ごと入っていて、食べ応えがあるんです。渋皮付きで煮てあるので、少しほろ苦さがあって大人の味。自分で作るのは大変なので、手軽に買って楽しめるのも魅力です」
さらに、店内併設のカフェでは秋限定の“マロンメニュー”が登場中。モンブランやマロンパフェなど、栗の魅力を存分に味わえるスイーツが揃います。銀座で味わう茨城の秋、なんとも贅沢です。

続いて人気なのが、通年を通して愛される干し芋。宮﨑さんのおすすめは、米川農園の「佐之衛門」シリーズの干し芋。その中でも、10月末限定の“ハロウィンスイート”という品種が今だけの特別なおいしさだとか。
「カボチャのようなオレンジ色がとても綺麗で、βカロテンが豊富なんです。甘さ控えめで、さつまいもの風味がしっかりしていて上品ですよ。ねっとり系が苦手な方にもおすすめです」
また、オオスガファームの干し芋も人気で、柔らかく見た目も美しく、贈り物にもぴったり。「平干し」だけでなく、この時期には珍しい「丸干し」も登場することがあり、ファンの間では“推し農園”があるほど。
「蒸し時間や乾燥具合など、農家さんごとにこだわりがあって、それぞれ個性が出るんです。だから“推し干し芋”を持つお客様も多いですね」

そして、宮﨑さんの“推し”は納豆。茨城といえば水戸納豆が定番ですが、彼女が紹介してくれたのは下妻市の「塩切り納豆」。黒豆を使い、“道の駅しもつま”で作られています。
「黒豆はポリフェノールが多くて納豆菌が繁殖しにくく、作るのが難しいんです。でも最近は技術が進んで黒豆納豆も登場しました。塩気がしっかりしていて、タレをかけずにそのまま食べるのがおすすめ。わさびを添えると最高ですよ」
黒豆の皮のほどよい硬さと中の柔らかさのバランスが絶妙で、噛むほどに旨みが広がる。「タレの味に負けない納豆」という言葉どおり、豆の美味しさをじっくり味わえる逸品です。

『IBARAKI sense』は、茨城の特産品を買うだけでなく、生産者の想いや土地の魅力にも出会える場所。
「茨城の食って、派手じゃないけど丁寧で真っ直ぐなんです。その良さを感じてもらえたら嬉しいです」と宮﨑さん。
銀座にいながら、茨城の旬を味わい、生産者のこだわりに触れられる。そんな出会いを楽しめるアンテナショップです。

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