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CHOYA NATURAL BEAUTY

Feb. 19 2021

プラントベースで世界が変わる

今回は、日本初のベジタリアンライフスタイル雑誌 『veggy』の編集長 吉良さおりさんにお話を伺いました。
現在発売中の最新号のテーマは、【プラントベースで世界が変わる】。どんな特集なんでしょうか?

「今回の特集は、『プラントベースで世界が変わる』という特集なんですけど、もうすでに本当に大きく変わってきています。“フードテック”とか皆さん聞いたことあるかもしれないんですけど、本当に多くのIT企業がランドベースの事業に参入しています。しかも、やはりサステナブルっていう地球環境の問題などもあって、新しい産業の多くがやはりりちゃんとベースの食材に関することだったりするんですよね。本当にそれはベジミートとかもそうだし、あとはやっぱりミルクですね。牛乳の代替品、ランドベースミルクと呼ばれるもので、それが昔は豆乳とかアーモンドミルクなどしか選べなかったのが、最近はオーツミルクや何種類かをミックスしたミルクなどグルメなものが出てきていて、海外ではもちろん日本でもかなりその傾向はあります。」

今は、ヨーグルトやチーズもプラントベースで作られているようです!

「ヨーグルトも多分そのうち、海外でも普通に売っているココナッツミルクのヨーグルトなども出てくるのかなとは思います。乳製品もチーズやヨーグルトなど、毎日摂っているものもあったりしますよね。そういうのも実は今、プラントベースのミルクで作られていて、海外ではごく普通にメーカーが、本当に普通のチーズと変わらないようなカマンベールなども販売してたりします。製法、作り方は一緒でベースが違うだけなんです。今、主流のチーズはナッツか豆乳で作るものが多く、日本ではまだカマンベールなどを売ってるメーカーはないんですが、多分これからそのようなグルメのとこまでいくんじゃないかなとは思ってます。ヨーロッパやアメリカでは、カマンベール、カシューベールと呼ばれています。カシューナッツで作られているから、カシューベールなんです。白い菌が周りについて、カマンベールと全く同じ味がします。結局あのカマンベールの味の癖は、菌の味だったりするんです。ですからそのカマンベール用の菌を使うと、カマンベールと同じような味に本当になるんです。」

吉良さんが意識してとっているニュータイプのナッツについて、お話いただきました。

「アーモンドは、ブレインフードと言われますが、成長期の子供の脳に良いので、今よく言われているのは、毎日アーモンド一握りぐらいを食べるといいと。その人にもその人の体によって一握りって違いますよね。ですから子供は子供の一握り。そのぐらいを摂ると良いと言われています。そナッツは割とおやつとに食べさせたりしますし、自分も割と摂ったりしています。私はアーモンド、カシューナッツはよく摂るんですが、ピスタチオとか、あとは最近、東南アジアの方で採れるピリナッツや、クナリナッツと呼ばれるものがあるんですが、そういうのもカシューナッツのようなコクとかミルキーさがあるんです。食パンがすごくサクッとしてて美味しい。新しいスーパーフードとして今注目されてます。ちょっと大きめなんですけれど、アーモンドよりも全然硬くなくサクッとした感じで、本当にも歯ごたえが楽しくて、人気で、味も美味しいんです。」

プラントベースの食事には欠かせない、大豆ミート、べジミートの上手な選び方も教えてくれました。

「大豆ミートは子供の弁当などに、唐揚げの代わりとして入れたりはします。結局子供って味付け好きなんですよね。お肉の味というよりは、そのから揚げの味付けが好きだったり、焼肉でもあの焼肉のタレが好きだったりするので、初めてべジミートを食べる方は、乾燥タイプで自分で調理するものもあるんですが、冷凍してるものを解凍すれば食べられる、ただ味をつければ食べられるような、アリサンなどそういうメーカーから出てるものがあります。気軽に取り入れられるものから、まずは試してみたらいいんじゃないかなと思います。そのまますぐ調理すれば食べられるべジミートの味が分かれば、そのまま少し調理のハードルの高い乾燥タイプのミートのタイプを上手に調理できるようになるんじゃないかと思います。まずべジミートが本来どれぐらいの質感なのかを確認すること。質感がわからないと調理もできないので、最初は出来上がったものをまず食べてみて、べジミートで作ったものを知ること。1回食べてみて、自分で作ってみるっていうほうがいいかもしれないですね。」

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