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May 15 2026

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エダジュンさんの薬味ハーブレシピ

薬味やハーブというと、料理の“脇役”というイメージを持つ人も多いかもしれません。そんな存在を大胆に主役に据えたレシピ本が、料理研究家・管理栄養士のエダジュンさんによる『薬味ハーブごはん』です。今年3月に主婦の友社から発売され、わずか2週間で重版が決定した話題の一冊。大葉、みょうが、しょうが、ネギといった身近な薬味から、ディル、ミント、パクチー、ローズマリーなどのハーブまで、香り豊かな食材をたっぷり使った88品のレシピが掲載されています。
もともと“パクチーボーイ”として活動していたエダジュンさん。10年以上前からパクチー料理を数多く提案してきた経験の中で、「自分は香りを楽しむ料理が好きなんだ」と気づいたそうです。そこから薬味やハーブへの興味がさらに広がり、今では料理に欠かせない存在になったといいます。
エダジュンさんが語る薬味とハーブの魅力は、「料理に余韻を残してくれること」。たとえば、少し薄味かなと感じる料理でも、薬味やハーブを加えるだけで不思議と満足感が増し、逆にこってりした料理も爽やかに食べやすくなるそうです。その働きを「食の魔法」と表現していたのが印象的でした。
本にはレシピだけでなく、ハーブや薬味を長持ちさせる保存方法も紹介されています。パクチーや大葉は、少量の水につけて保存することでシャキッと元気を取り戻し、ミントも水に浸しておくだけで見違えるように生き返るのだとか。「ハーブも生き物なんだなと思う」と話すエダジュンさんの言葉からは、食材への愛情が伝わってきます。
さらに、余った薬味やハーブを活用するアイデアも実用的。中でも印象的だったのが、大葉を刻み、ごま油・いりごま・塩と混ぜるだけの万能ダレです。焼いた肉や魚に合わせるだけで、一気に香り豊かな一品になるそうで、忙しい日にも真似したくなる手軽さでした。
番組内では実際にレシピも紹介されました。ひとつ目は「叩きキュウリとディルの塩昆布和え」。定番の塩昆布きゅうりに、洋ハーブのディルを組み合わせた意外性のある一品です。叩いたきゅうりに塩昆布、オリーブオイル、にんにくを合わせるだけという簡単レシピながら、ディルの爽やかな香りが加わることで、一気に“おもてなし感”のある味わいになるそう。和と洋、そしてアジアの感覚が自然につながる、エダジュンさんらしい発想が光ります。
もうひとつは「大葉の塩麻婆豆腐」。一般的な麻婆豆腐よりも軽やかに食べられるよう、豚ひき肉ではなく鶏ひき肉を使用。最後にたっぷり加える大葉が、ふわっと爽やかに香ります。鶏肉と豆腐のやさしい旨味に大葉の香りが重なり、しっかり食べ応えがありながら後味はさっぱり。暑い季節にもぴったりな一皿です。
これから気温が上がり、食欲が落ちやすくなる季節。そんな時こそ、薬味やハーブの力が食卓を助けてくれそうです。香りを楽しみながら、いつもの料理を少し新鮮にしてくれる『薬味ハーブごはん』。料理好きはもちろん、「ハーブは使い切れない」と感じている人にも、新しい発見をくれる一冊になりそうです。

『薬味ハーブごはん』  詳細 >>|エダジュンさん ウェブサイト  詳細 >>|エダジュン Instagram   詳細 >>